何の理由があったとしても、人が人を殺すのは大変なことだ、と思っていた。
ましてや大人とこどもだ。
こどもがどれだけ生意気なことを言っても本気で相手にするか?
…と考えていて、自分が間違っているかもしれない、とふと思った。
もちろん人殺しってのは大変だ。
人はけっこう死なない。
偶然あたりどころ刺しどころがよければ(悪ければ)あっけなく、もありえるが、
たとえば包丁を深く刺しても動脈にすぱんと当たらないならなかなか死なない。
動脈は深いところにあって筋肉で守られ、動脈壁自体厚いのですぱんと切るのは難しい。
殴り殺すのも、何度殴ってもけっきょく「虫の息」程度で殺すまでいかないことが多いので、
寒いところに放置して凍死とか、ゆっくり体内出血進んでとか、
その場ですぐに死なないと思う。
首を絞めるのも、人間の防衛本能でかなりの力で抵抗するし、
抵抗して暴れる人間を絞め続けるのはけっこうな体力と根性がいる。
ぐったりしてもまだ生きていることもあり、動かなくなってもしばらく絞めないと確実でない。
もっと言えばおしっこうんち垂れ流しになったりするので現場の後始末大変。
そういうわけで、殺すのって大変なんです、実際には。
でも殺してしまうのは、
実は親子ってけっこう
「こいつ殺してやりたい」と思うことも多いのかな、と急に思いついたから。
子育てって大変だよね、いうこときかないし、お金かかるし。
こっちが子のためによかれと思ったことも「うるせぇ」ってなることあるし。
子にしても、親は一般的に「うざい」相手であり、
お金さえあれば家から出たいと思うことも一度ならずあるはず。
でも親子なんだし、って昔は思ったけどね。
今は、死ぬ、殺す、がけっこう日常的でなく、
ゲームの中では相手を殺し慣れている人がもう大人になってたりするので、
何かあったとき「殺す」方向に思考が走ったり、実行してしまったりは
たぶん、ワシが子供だった60年前よりありえる話かもしれないね。
昔は人がはやく大人になった。
20歳すぎたくらいでもう、落ち着いた雰囲気で「まあ仕方ない」って言うのがさまになる、
そういう大人になる人もいたと思う。
今は30過ぎてもなんか若くて「あんた本気で言ってる?」って聞きたいような発言も多いし、
「もう大人だからそんなこと言っては(やっては)まずい」という考え方がない。
…いいことか悪いことか、じゃないよ。
時代が変われば当然いろいろ変わるからね。
ただ、今の時代はわりと簡単に、気に入らない相手を「殺したい」と思い、
実行できてしまうようになったのかな、と思ったのさ。
その相手が自分の親とか子であっても。
でもやっぱり、相手とのトラブル解決手段が「相手を殺す」ではまずいよ。
それって「北方領土を取り返すには戦争」と同じ発想です。
戦争って相手国の国民(兵士も国民です)を多く殺したほうが勝ちだからね。
殺人を問題解決手段にしちゃいけない。
今、「相手殺してもいいじゃん」の時代になってきているなら戦争も近いってこと。
ダメ、絶対。
さいたま小4遺体、父親を逮捕
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5794975
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