アメリカ合衆国の「銃問題」

今日もアメリカの‟ＰＢＳ”と言うＴＶチャンネルで、アメリカの銃問題を議論する番組が日本のＢＳ１で放送されていますが。アメリカと言う国の政府も国民も如何にエゴイスティックなバカで凶暴な集団であるかと言う事が分かります。

番組の中でコメントして居る男性の言によれば、銃乱射などによる犠牲者の数は、全米で営業している航空機の事故の犠牲者より少ない、だから銃乱射による犠牲者が出る度に国民に銃所持が許されて居る事が悪いという議論に成るのはナンセンスだ。　と言うのですが、斯う言う事を言う事こそがナンセンスだと私は思います。

航空機は安全に人を運ぶために色々技術を尽くしている中で起きる事故であるが、銃乱射の銃は、何者かを殺傷する為に作られた道具を、常軌を逸した人間が、他の人間を殺傷するために使用する事であって、同列に並べて議論する物ではありません。

アメリカでの銃乱射事件を限りなくゼロに近づける方法は簡単です。アメリカ国内での銃所持を、兵士と警官以外、全面所持禁止にすれば良いのです。
其れが出来ないのは、ＮＲＡのロビー活動によって政治家が金を掴まされ、その結果欲にまみれて銃所持禁止法案を成立させないと言う、馬鹿でクレージーな、銃メーカー、ＮＲＡ，政治家、最も悪いガンマニアの暴力的なオッサン、がアメリカ社会に悲劇をまき散らしているのです。

アメリカは建国以来、銃器によって他者を殺戮し、圧倒して、土地を乗っ取り、国を作り上げて来たＤＮＡが有りますから、国民が銃器を手放さない事は判らぬでも有りませんが、政治が何処かでこの悪弊を断ち切らない限り、アメリカは狂ったままです。

こんな狂った国と同盟？を結んでいる日本も、やがては銃器とは別の狂気に蝕まれる事でしょう。