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2019年09月13日04:54

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一昨日、9月11日は「町屋寄席」へ行きました

『町屋寄席』
大阪天神橋筋6丁目に在る「暮らしの今昔館」と言う、大阪の昔からの「住まい」をテーマにした、ミニ・ミュージアムです。
館内には、大阪の江戸時代の町の様子を再現した展示物が有り、往時の市民の暮らしぶりが体感できます。尤も、実物の80%位のスケールでは無いかと、私は勝手に思って居ます。表通りは色々な職種の商店や銭湯が軒を連ね、オタナの路地を這入ると裏長屋が有って庶民の暮らしぶりを想像させてくれます。
ま、早く言いますと、『江戸東京博物館』の一部を切り取ったような物だと思って頂けば宜しいかと。

その再現店舗の一つ、『薬種問屋』のお座敷を利用して、時々上方落語の会が催され、『暮らしの今昔館』の入場料金だけで噺家の落語を、一席又は二席聞く事が出来ます。
9月11日は、上方落語界の、二人が来演し、其れを聞きに行った訳です。その内容は、
  桂 出丸   「蛇含草」
  桂 勢朝   「子は鎹」
の二席を聞かせてくれました。

私の様な年寄りから見れば、どうしても昔の大御所たちの芸と比べて仕舞いますが、この二人ともそれなりに成長して、其れなりに笑わせてくれました。一応「合格点」を進呈しておきます。
何度も言いますが、何事も一生懸命遣って居ると、その意気を買って評価します。但しある程度のレベルに達していないと駄目です。何故なら、新米は誰でも上昇志向で一生懸命です。でも、一生懸命だけでは聴衆を引き付ける事は出来ません。何と言いますか「間と呼吸」とでも言いますか、聞き手の呼吸と自分の呼吸がうまく波長が合うと、聴衆は話し手の世界へ引き込まれていきます。

それ迄に成るには並大抵ではありませんが、不断の努力によって必ず到達できます。それを掴むか掴まないかが最も肝要な事で、現実に、年だけ食って芸はダメな奴が居るのには嫌に成ります。

念の為に申しますが、上記の二人は成長株に適いますのでご安心をびっくりマーク(アニメ)

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