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2019年09月12日00:09

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イノシシの鼻で掘られたところの修復

 イノシシが庭のあちこちを掘ってくれたのは去年以前の話なのだけど、鼻で掘られた跡地、の「くぼみ」が中々もとには戻らない。イノシシは地面の下にいる生き物を食べているだけなので、「土の量」が変わるとは思えないのだけど、実際に地面が「減った」ように感じる。
 最近になって、ようやくその修復活動に手が回り始めた。
 凹んだ地面の表面に生えている苔の部分を一度取り除き、その下に砂や礫を入れてまた表面を戻す。という方法を実行している。砂とか礫とか、去年の台風20号が運んでくれたものがあるので、それは川から取ってくることになる。個人のレベルで見れば、山が無限に材料を供給してくれている、ような感じではあるのだが、実際には持ち上げてくるのは結構なお仕事である。重労働、と言っても良いのだが、いつか富士山に登ろうと思っているのでそのトレーニングも兼ねている。

 去年、台風20号の被害が大きかったのだけど、そのあとに来た21号の方が関空の橋を壊したり、鳴尾大橋を壊したり、六甲アイランドで中古車を大量にダメにしたり、と散々な爪痕を残し、もちろん停電や断水も広域で起こった。

 その事実を

 「対岸の火事」

 とでも思って、何も感じなかった人も多いのだろう。

 さすがに、乾電池やカップ麺は事前に準備できよう。台風15号が来襲したのは日曜の午後以降。土日に買い物をする人なら、かなりの準備ができたはず。こういう時、調理しなくても食べられるものを買ってくるのは常識だと思う。天ぷらとか、焼き鳥とか、出来合いのお惣菜なんか売られているわけだし、パンや缶詰買っておけば数日間はやや質素ではあるけれども飲み食いぐらい支障は出ないはず。
 生の食材、特に肉や魚などは傷んでしまってどうにもならないという状況はわからないでもないが、カセットコンロぐらい常備するのは常識だと思うのだが?
 しばらく電気も水も供給されない、と分かれば、そういう生の食材も濃いめの味付けで煮てしまう、という方法もある。

 土日も仕事で、休みは月曜日だった、という人も勿論いるだろうから、全員が準備できた訳でもないのだろうけど、報道される状況を見ていてあまりにも節操がない人が多すぎるように感じる。
 テレビでは「ラジオも聞けない」などと窮状?を訴えている人もいたが、津波で家財道具一式流されたのならわかるが、そうではない。最初から乾電池で使える持ち運び式のラジオを持ってないってことだろう。それ「ダメじゃん」。
 車のガソリンなんかも基本的に満タンに近い状態で運用するのが災害対策だろう。それは日常的に心がけておかないとならない点で、なお「日曜に給油をする」というルーチンを持っている人も多いはずなのだが?(日曜はガソリン特売になるスタンドが多いからね)
 車は満タンにしておけば、おおよそ300キロから500キロぐらいは走るものだから、毎日100キロ以上走る、という人でもない限りたった3日でタンクが空にはならんだろう。なんでタンクが空になってしまうのかという理由は、おおよそ「車のクーラーを使いたい」ということなのだろうが、、、、

 それは、「贅沢だよ」


 以前、人力扇風機、についての日記を書いたことがあるが、人力エアコンが発明されても良いように思った。自転車みたいなものを漕いでコンプレッサー回してエアコンを使うようなやつ。災害用にだれか開発してないかな?

 と思って探してみると、過去に人力発電機でコンプレッサーを動かしたことのある富山県の会社がヒット
http://www.piccolospa.net/#devices

 埼玉県の中央高等技術専門校でもやってました。
http://blog.livedoor.jp/chuuou1/archives/52240841.html

 発電機を介さずとも、空気入れを使ってエアダスターを使っている人なども割といて、人力でコンプレッサーを回す、というのはアイディア的にまるで不可能だとも思えない。車の車室程度の広さなら何とか空調を利かせることは可能なのではないだろうか?

 と思えば、現実には寝ている状態で涼しくなって欲しいので、人間が中に入って寝るような「人力エアコン付きベッド」なるものが開発されれば良いのだろうね。もちろん中で人が寝ているとき、他の人が外で一生懸命自転車をこいでないといけないので、睡眠は
交代交代でしか取れない、という欠点はあろうが、、、

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■動かぬ信号、イオンに殺到、給油制限…停電続く千葉の今
(朝日新聞デジタル - 09月11日 22:08)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5785013

 台風15号の影響で、千葉県内では停電や通信障害が続く。停電で街の機能が失われた房総半島南部。開店した店やガソリンスタンドには長蛇の列ができていた。

 房総半島南端の千葉県館山市では11日も、交差点の信号機がほとんど作動していない。夜は暗闇のなか、車がライトの有無を確認して最徐行で通る。一方で昼は連日、30度を超える猛暑。冷蔵庫に閉じ込めていた冷気も消え、食品は異臭を放ち始めている。

 市内の飲食店やコンビニも大半が休業中で、開店した店に客が殺到。この日朝開店した同市八幡のイオン館山店では、カップ麺や電池を求める買い物客の列ができた。数十キロ離れた同県鴨川市の丸谷成三さん(76)は「停電で冷蔵庫が動かないのが痛い。一日も早く復旧してほしい」と訴えた。

 車への依存度が高い地域。館山市八幡の丸高石油は1台2千円を限度に、9、10日は約1千台ずつ、11日は早朝から約500台に給油した。だが、給油待ちの車列が数百メートルに伸びて交通を妨げたため、警察からの要請で販売を中止した。高橋浩二・取締役部長(46)は「ガソリンは用意できるが、人力で給油するのでスタッフが足りない」と声を落とす。

 隣の南房総市では携帯電話の不通が続く。

 携帯各社によると、停電で基地局が機能していないのが原因だ。携帯大手3社が急きょ、移動基地局車を南房総市役所に配備。11日、市役所の半径約100メートルの範囲で電波が入り、多くの市民がスマホを手に駆けつけた。農業の男性(44)は「取引先との連絡が取れず困っている。ネットもつながらないので、どこに何があるのかも分からない」と嘆いた。

 同市富浦町の「生方内科クリニック」は強風で看板が飛ばされ、手書きの紙で「診療中」と張り出していた。停電が続く中、生方英一院長(61)が懐中電灯を片手に診療している。11日午後、熱中症の症状で訪れた市内の男性を診察した。自宅の屋根を修復していた際、体調が悪くなり、足がけいれんし動けなくなったという。男性は生理食塩水の点滴を受けると「だいぶ良くなった。診療をやっていて本当によかった」と喜んだ。

 このほか、糖尿病の薬が切れた人など1日約10人が来院する。生方院長は「停電でまともな診療はできないけど、困っている人たちを見捨てて休むことなんてできない」と語った。今後も通常通りの時間で診療を続けるという。(川上眞、寺沢知海)
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