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2019年09月05日20:08

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松尾スズキの傍

最近何度か、松尾スズキの夢を見るのだ。

先日見たのは、自分が阿部サダヲと二人芝居の稽古をしている夢。
演劇の経験などない自分が、なぜか演出の松尾スズキに抜擢されて、稽古している。
でも、台詞覚えさえおぼつかない自分。やばい、間に合わない、いやな汗が出る。
「どう?やってる?」
一人で練習しているところへ顔を出す、松尾氏。
「いや、台詞がなかなかおぼえられなくて」
松尾氏、例の虚空を眺めているような目で、表情もまったく変えずに。
「そう。覚えてね」
それだけ言って、来た時と同じようにふらりと戻っていったのでした。
自分は、その松尾氏の表情に、妙な安心感と恐怖を同時に覚えている。
だめだ、早く、できませんって、いわなくちゃ。

どう考えても心地いい夢ではない。
でも、最近、自分はこの人に妙に親近感を抱いているらしい。

覚めているような、熱を帯びているような。
おびえているような、脅かしているような。
気弱なような、強気なような。
繊細なような、傍若無人なような。

あまりに毎日この人のことが頭に浮かぶので、先日著作を一冊amazonで買ってみたのでした。中古で、本体1円+送料350円也。

届いて開いてみてびっくり。

なんとサイン入り。
まだ、もちょっとこの人の傍を離れられなそうだ。



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