Amazonプライム・ビデオで、『エイトマン』第1話を久しぶりに視聴。
先駆者の皆様には申し訳ありませんが、当時の虫プロ作品などと比べると、作画や演出はかなり落ちます。
ストーリー的にも、「東刑事=エイトマンが、自分を殺した相手にリターンマッチを挑む」という美味しいプロットが、敵の情け無さのために今ひとつ盛り上がらずに終わっています。
しかしながら、原作では回想でサラリと語られただけのエイトマン誕生秘話が細かく描かれ、いきなりロボットになってしまった東の衝撃、新たな身体を受け入れる過程、自分の死が公表され居場所を失った悲しみなどが、丁寧に映像化されています。
当時の水準を考慮に入れても、なおぎこちなさを感じさせるスタートでしたが、名作誕生の予感は充分感じさせてくれる第1話でした。
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