日本語版発行 ヴィレッジブックス 2015年4月発行
マーブ・ウルフマン 作
ジョージ・ペレス 画
石川裕人
御代しおり
松澤慶香 訳
1985年にDCコミックス50周年記念で刊行された大長編。
スーパーマンやバットマンを筆頭に、主要キャラクター総出演のクロスオーバー作品で、そのテーマは拡大し過ぎてしまったDCユニバースの設定を整理することでした。
この時期、DCのヒーローヒロインたちにはそれぞれのサブキャラクターが付き、設定の変遷をパラレルワールドということで処理していたため、彼らの世界は複雑化の一途をたどっていました。
本作では、パラレルワールドを越えた戦いの中で、世界が整理統合され、多くのヒーローヒロインが退場していきます。
長年読んでみたいと思っていましたが、偶然日本語版の存在を知り、昨日入手しました。
解説も含めて560ページの大冊、時間をかけてじっくり堪能させていただきます。
しかし、いずれ円谷ヒーローや東映特撮ヒーローの世界にも、こんな作品が必要になるのでしょうか?
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