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毎年通い続けて22年目になる島根県松江市の店で飲んで泊まっていた7月28日日曜日は、松江から「青春18きっぷ」を使って福井まで帰ってきた。
当初の計画では、松江から山陰線の普通列車を乗り継いで京都に出て、米原回りで滋賀県長浜市の店で夕飯を食べて福井へ帰る予定だった。
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ところが、米子、鳥取、浜坂、豊岡と順調に乗り継いで福知山行きに乗車中、車窓から見える路面も乾いており雨など全然降っている気配もないのに豊岡から3駅目の八鹿から和田山までの2駅間で大雨のため運転見合わせ中とのことで足止めされてしまった。
1時間もしないうちに運転再開となり福知山には40分遅れで到着したが、福知山での待ち時間19分で乗り継ぐ予定だった園部行きは待っていてはくれず、次の列車に乗り継ぐしかなかった。
その列車から乗り継いで長浜まで行ったとしても、目的の店の営業時間内には間に合わない。
それなら長浜へ行ってもしょうがないので、予定を変更して綾部から最短経路の舞鶴線→小浜線回りで帰ることにした。
東舞鶴と敦賀で乗り継いで福井には19:54に着けるのだが、福井に着いてから夕飯を食べても面白くないし、どこかで途中下車して夕飯を食べてもまだまだ列車はある。
せっかくなら、普段乗る機会の少ない小浜線沿線で17時を過ぎる若狭高浜以東の区間のどこかで食べたい。
そこで、7月に札幌から福井に転勤してきてから気になっている店が小浜にあり、日曜でも営業しているようなので行ってみることにした。
小浜駅から15分ほど歩いてフィッシャーマンズワーフの隣にある目的の「こだま食堂」に着いた。
インターネット情報によると食事時間帯は行列必至の店とのことだったが、幸いにもカウンター席だけは空いており、人数分の席が空くのを待っていた家族連れを横目に自分は並ばずにすぐに店内に案内された。
メニューは豊富だが、ここで食べるものは名物の「こだまわらじかつ丼(税別907円)」と決めており、それだけだと途中で飽きてしまうとのネット情報もあったことを勘案し、うどん・そばが付けられるセットメニュー(同137円)にすることにして冷たいうどんで注文。
ネットで写真も見ていたからびっくりはしないが、やっぱり実物を前にするとすごいインパクトだな。
フタをよけて大きさを確認すると、わらじより大きいのではないかと思えるトンカツが1枚でも十分なのにダブルで乗っている。
1枚箸で持ち上げてみると重くて滑り落ちそうである。
ともかく食べてみると、ソースが掛かった普通の味のトンカツだが、揚げ立てだから旨い。
トンカツの下のご飯にもソースが掛けられている。
トンカツの大きさと枚数を別にすれば福井県では一般的なソースカツ丼である。
うどんを付けて正解である、トンカツのボリュームがすごいので途中でうどんをはさんで口の中の油を喉に流してさっぱりさせながら食べ進む。
ただ、トンカツはすごいがご飯は少な目である。
このペースで食べていくとご飯とうどんが先になくなってしまうのは確実である。
トンカツ5口分くらいのところでトンカツだけ残り、ご飯もなしでトンカツだけ食べるのは少々しんどい。
でもお腹に余裕があれば大丈夫、店内の一角にこんなコーナーがあるのだ。
何と、定食・セットメニュー・丼ものを注文した場合はカレー・スープ・ごはん・味噌汁・ふりかけ・だし茶漬が無料でおかわり自由なのだ。
さすがにカツカレーにするほどの余裕はないが、満腹でもう食えないというほどでもなく、茶碗にごはんを少しよそる。
そしてだしを注ぎ薬味を盛る。
さっぱりだし茶漬でトンカツを流し込む作戦である。
ソースが掛かっている部分を全部食べ、最後はだし茶漬にトンカツを入れてしまう。
ついに完食。
めちゃめちゃお腹一杯になったものの、見た目のインパクトに比べれば苦しいほどお腹ぱんぱんではない。
結果的に量は食べることになったが、うどんとだし茶漬がなかったら口の中が油っぽくなって途中で飽きてしまいトンカツを残してしまうかも知れなかったが、さほど苦労することはなかった。
うどんを付けて税込1130円になったが、「こだまわらじカツ丼」だけだったら同979円と、1000円でお釣りがくるなんて素晴らしいと思う。
ほかにも食べてみたいメニューがいろいろあったから、次はこの「こだまわらじカツ丼」は食べないと思うが、トンカツは揚げ立てでおいしかったし、いずれまた食べてもいいなと思う。
前日、松江へ向かう往路でも昼飯に岡山で途中下車して「三元豚しみカツ炒飯」を食べたから、連日でトンカツを食べてしまった。
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