mixiユーザー(id:18013379)

2019年08月20日00:15

131 view

子どもは野菜なんか食べなくても良い。


 台風10号の被害はさほどでもなかったものの、庭は落ち葉だらけ、外の側溝はなんだかんだと色々なもので埋められてしまった。その片づけを二日間ほどやったのだけど、側溝の掃除はそこそこ終わったのだが、庭の掃除は行き届かないまま、今日は雨。
 雨が降ってくれるのは助かるのだけど、掃除ができないので庭はちらかったまま。なお、雨になると体調が悪い。人間の身体はどうしても気象条件と連動してしまうものなので、昔流行った歌に

 「風が吹いたら遅刻して、、雨が降ったらお休みで、、♪」

 という、ハメハメハ大王の歌があったのだが、そういう人はいても当然だと思う。

 ----------------------------

 子どもの頃、「食が細い」件で、母からものすごいプレッシャーを受けながら育った。

 今となっては、食が細かった理由は明らかで、二点ある。
 一つは、母の味付けは、ものすごく薄い。
 いわゆる「料亭のような味」というと分かり易いだろう、食材の味や風味を殺さないような最小限の塩加減、そういう料理は好きな人には受けるのだろうけど、がつがつ食べるような食事にはならない。
 もう一つ、母は「肉」が嫌いだった。その影響で私も子どもの頃は肉が嫌いだった。

 その環境で食が太くなるわけもない。今から思えば分かり易いのだけど、小柄な体格の母の子どもががっつり食べて大きくなる、と思う方がどうかしているのだけど、当の本人はそう考えない。
 私の背がなかなか伸びないのを、「食べないから」という理由で色々プレッシャーを掛けてくる。人生の最初から、何かとても行きにくい家庭環境だった。
 そして、食べ物の味とか食材の問題とはまるで無関係なのだけど、「スポーツ」を奨励された。特に母が勧めてきたのが「バスケットボール」。
 バスケをやると「背が伸びる」という迷信を信じていたらしい。他にも「バレーボールとか」。
 私はスポーツはあんまり好きではなく、どっちかというと座って考えることが好きだった。唯一と言ってよいぐらい卓球は好きだった。小学校5年から部活に所属するのだが、「卓球をやりたい」というと

 「あんな遊びみたいなものはダメ」

 と一蹴されてしまう。
 5年生で何をやっていたのかは覚えていない。6年の時は仕方なくバスケットボールをやっていた。中学1年の時は、これも仕方なくテニス部。2年生では何をやったっけ? 3年で初めて自分の意思が通って将棋部になった。でもプロ棋士を目指すとかには余りにも遅すぎた。今でもアマ初段位しか指せない。

 子どもの頃からもっと肉類を一杯与えてもらえれば、全然違った人生に成ったろうと思う。おかずが野菜ばかりで、ご飯がすすむわけでもない。小食の原因がそうした食生活にあった、とは今でも母は思ってないだろうと思う。
 母にとって唯一の孫である姪が子どもだった頃、姪がお刺身はマグロしか食べないのを見て、他の魚も食べさせようと必死だった。なんと、鯛の刺身を、

 「これは白いマグロよ」

 と言って食べさせようとしていた。
 マグロが好きなら、マグロだけ食べていれば良いではないか?
 子どもなんて好き嫌いがあって当然。大人になれば味覚も変わるし、自分で食べたいものを食べるようになる。

 特に、「野菜」は別に食べなくても困るものではない。そもそも野菜を食べるのは、「肉や魚と、野菜を一緒に食べると」「おいしいから」が理由だろう。野菜を食べないと栄養がどうちゃらこうちゃら言うのはとても変な話で、本当に栄養のバランスが気になるのだったら、牛乳と玉子だけ食べておけば良いのではないか。

 野菜には野菜単体の味があるのは事実で、単品で食べればその味を味わうことはできる。私は結構色々な野菜が好きだからそうやって食べることも良くある。それはそれでよいではないか? それを子どもにも強要する必要はなかろう。料理の具材を軸となる肉や魚に、料理の種類によって味を向上させる野菜を織り交ぜて作っていく技術は大事だと思う。それが出来なければ生きていくのに一番の楽しみともいえる食事がつまらないものになる。
 旬の物を食べる、というのも年中同じものを食べているのでは生活が単調になるのだから、食事に変化を持たせて楽しみを増やす、という意味で重要ではある。それは旬の食材の味を活かせる料理法や技術があってこそ使い物になる。できもしないのに食材だけ旬の物を持ってきてもあまり意味もない。
 勿論、私を含め多くの人は料理のプロでも何でもないので、どんな料理でも作れるというはずもない。ゆでる・焼く・煮る・揚げる、といったことでさえ苦手なものがあって当然だと思う。味を決めに行くには、調理の微妙な時間で変化してしまったりもする、こんなこともかなり難しいと感じる。一方で、そういう部分をあまり気にせず作れる料理もあるのは事実なので、素人でも作り易いものを中心に、食材を活かす料理を試しておいしいものを作るのが第一歩だと思う。
 
 当たり前だが、大人と子どもでは味覚が違う。大人が美味しいと思っても、子どもにはそうでないものの方が多い。

 -------------------------------



ママたちの子育てトラブル体験談 第24回 野菜を食べない! 食が細い! そんな子どもも喜ぶ、2歳からの食べる秘策
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=95&from=diary&id=5751202

2〜3歳の子どもが好き嫌いなく何でもパクパク食べてくれたらママとしてはうれしいですが、現実はそううまくいかないこともありますよね。我が家の長男は、食が細く体重も標準より軽め。気分によって野菜など食べないこともあり、私はかなり頭を悩ませていました。

「食べなさい」と怒ったところで、急に完食できるようにはなりません。これまで、親も子も笑顔で食事できる方法はないものかと試行錯誤してきました。今回は子どもが喜び、かつ効果のあった方法をご紹介します。

○離乳食から野菜を取り入れるも……

個人差はありますが、野菜が苦手な子どもは多いもの。ママは子どもの健康や発達のために栄養バランスも考えて食事を用意しているのに、子どもが食べてくれないケースはよくあります。

長男には、離乳食から野菜をたくさん取り入れていたので、小さい頃は野菜もたくさん食べていました。野菜を細かく刻み、卵やお肉に混ぜる方法や、キャラクターなどの形にし、工夫して食べさせることもしていました。

しかし、2歳を過ぎた頃から急に野菜を食べなくなってしまったのです。「あんなに苦労して、子どもの食に取り組んできたのに」と、理想と現実のギャップに、心が折れそうになることもありました。
○親の心子知らず

親にとっては完食するのが当たり前ですが、子どもからしてみれば好きなものから順に食べ、お腹がいっぱいになったので、残してしまう自然な流れだったのかもしれません。「たくさん食べないと大きくなれないよ!」と言われても、嫌なものは嫌。2歳という物事がだいぶ理解できるような年齢になり、自我も見え隠れし、ちょっとした反抗期も重なってか、ちっとも食べてくれませんでした。

そこで、ママも知恵を絞り、どうにか子どもに興味を持たせ、口に入れてもらうにはどうしたらいいか考えました。その中でも、子どもが喜んだのが下記の方法です。

(1)料理を作る過程を見せる

2歳くらいの子どもは、おままごとが大好き。よく、玩具のフライパンでハンバーグを作ったり、玩具の包丁で野菜を切ったりしていました。一緒に料理をしたい気持ちは伝わってきましたが、まだ実際に料理を一緒に作るのはハードルが高いです。

その場合は、切る前の野菜などの材料を見せ、「これがどんなお料理になると思う?」とクイズを出し、子どもに見えるように料理をしていました。子どもは玩具の料理セットで遊びながら、一緒に料理をしているつもりで参加してくれました。このときは料理に興味津々だったこともあり、野菜入りのおかずも食べてくれました。

(2)子どもと一緒に作る

3歳近くなると、玩具ではなく実際に作ってみたくなったようです。料理を作る過程を見せようとすると、子どもの手が伸びてくるようになりました。

子どもから「やりたい」と言ってくれたので、まずはお味噌汁に挑戦。包丁で竹輪を切ったり、お鍋に鰹節を入れたり、子どもができる簡単なことからお手伝い。これが、とてもうれしかったようで「僕が作ったんだよ!」と家族に自慢し、「おいしいね」とたくさん褒めてもらうと、お手伝いが大好きになりました。自分で作ったお味噌汁は、野菜が多くても絶対に完食してくれるので、親としては驚きとうれしさでいっぱいでした。

(3)家庭菜園で野菜を収穫する

野菜に興味を持つきっかけとして良い体験だったのが「野菜の収穫」です。家庭菜園をしていた友人に誘われ、人参や枝豆、レタスなどを収穫させてもらいました。その日の夕飯で食べましたが、これが瑞々しくて、とてもおいしいと好評でした。子ども達もうれしそうにたくさん食べました。レタスなどの葉物は苦手だったのですが、好きなドレッシングだと、たくさん食べてくれることもわかりました。

これらを試す中で気づいたのは、幼少期の子どもには「興味付け」がとても大事だということです。しかし、どうしても余裕がない日もありますよね。一緒に料理することも毎日は無理でしたので、そんなときは声かけを工夫しました。

例えば、「前に一緒に料理したものと同じだよ! ママが作ったけど、うまくできたかな。同じ味かな?」と聞いたり、「前に作ったものと、野菜がひとつだけ違うの。さて、何の野菜が入っているでしょうか?」とクイズ形式にして出題したり、興味を引いたりしました。

○完璧を目指さずに、食を楽しむ

子どもには、どうしても野菜のおかずを食べてほしいと思っていましたが、料理教室の先生に「野菜などをふんだんに入れた具だくさんのスープやお味噌汁で、野菜は摂(と)れる。そんなに心配しないで」と声をかけてもらったことがあります。それ以来、肩の荷が下りたような気がして、頑張りすぎないようになりました。

お味噌汁でしたら、子どもも完食しやすく頑張ってくれます。毎日毎日、子どもも万全の体調で、すべて完食できるわけではありません。完璧を目指さず、楽しめる範囲で一緒に「食」について取り組んでいけたらいいなと思います。

○著者: 平井祥子 オフィスFP Lino 代表
理系出身の元エンジニアで2児のママ。結婚後、家計管理や資産運用などで行き詰まり、ファイナンシャルプランナーの資格を取得。夫の転勤のため正社員を退職。徳島と大阪で子育てをしながらママ向けにお金の情報を発信中。マネー講座・働き方や仕事と家庭の両立に悩む女性の個別相談を中心に活動し、お金の面からママや女性が『自分らしいライフスタイル』をつくるサポートをしている。ホームページ「ママと女性のお金と人生設計」を運営。2級FP技能士/マイライフエフピー認定ライター

イラスト=オオノマサフミ(平井祥子)
3 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する