建物4階外壁の危ない場所での工事の話です。自宅マンションの廊下や階段の照明灯が、昼間も点灯したままで消えません。自動点灯のスイッチが、経年劣化で故障したようで、交換が必要です。
築11年を経た自宅マンションの建物は、電気設備の劣化故障が最近増え出しました。防犯カメラ、汚水雨水ポンプ、自動ドアと毎年何らかの修理を行っています。昨年は漏電事故もありました。
電気関係の修理で人感センサーSWを数年前に交換した経験がありますが、今回は場所が問題でした。なんとこの光センサーSWの取付箇所が建物4階のベランダ外壁でした。地上８ｍもの高さ。
止む無く今年も換気扇設置を頼んでいる電気工事士に依頼。検討の結果、故障したSWは危険個所なのでそのまま放棄し、作業可能な所に新たなSWを設け、配線だけを付け替えて対応しました。
ただ配線接続はベランダ手摺りから身を乗り出す作業となり、物や工具の落下が心配です。真下は賃貸の庭なので立ち入りできず。そこで落とした時の事故防止や回収用に、落下物受けを仮設。
大子にある１ｍ四方のポリカ板を、下階ベランダ手摺りから水平に突き出させて、板端を紐で引く仕組みの、アイデア賞物でした。また交換SWには共用部照明のLED化に対応可の電子式を採用。
今の旧来のプラグ式SWは、光量調整のためには樹脂カップの切断加工が必要だし、LEDの点灯起動時には数字以上の電流容量が必要とのことで、スマートEEスイッチと呼ぶ８Aの電子式を選定。
そんな工夫をこらしてオッカナイ交換作業は無事終了。台風10号の風雨が強まる直前の2時間作業でした。費用は税込2万円。
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