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2019年08月16日00:39

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険道と千騎坂

盆休み初日となる土曜日、久し振りに輪行で出掛けてきました。
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リドレーのCXバイクでJR津田沼まで自走、総武線と内房線を乗り継いでやって来たのは木更津です。

さて
国道なのに整備がひどいとか、通行に難有る道を酷道と通称する事が有ります。
同じ理屈で、県道でそうした道は険道と呼ばれますが、千葉県の代表的な険道が県道269号…大鷲木更津線です。

木更津側はR16からR127が分岐する(見た目の形は、オーバーパスして直進する道がR16からR127に変わり、R16はオーバーパスせずに右折)桜井交差点から出ており、暫くは良い道です。
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余談ですが、この桜井近くの請西(じょうざい)という地名、歴史好きの方ならご存知でしょうか。
江戸時代後期に、旗本から大名となった林家による請西藩が有った場所です。
そして最後の藩主となった林忠崇が、自ら脱藩して旧幕府軍に合流、新政府軍と戦います。
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その後降伏しましたが、藩は改易され、色々な仕事を転々としたようですが、晩年は旧大名最後の1人となり、なかなか悠々自適の生活をおくったそう。

亡くなる直前、辞世の句を求められると「今は無い。明治初年にやった」と答えたそう。
徳川家の恩に報いる為、死を覚悟して戦った、正にサムライだったのでしょう。

さて
請西はともかく、今日は険道です。
前日金曜日に木更津の道路地図を購入する予定でしたが、うっかり失念しまった為、こんな大雑把な地図を持ってきていました。
狭いとは言え、県道ですから地図にはちゃんと載っています。
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しかし、こんなんでうまく行けるかな?
まぁ標識とカンでなんとかなるでしょう!

毎度の事ながら、カンティブレーキのこのバイク、ホイール脱着の度に空気を抜かねばなりません(>.<)
バイク自体はお気に入りですが、これがなかなか面倒くさい…

あっ(@ ̄□ ̄@;)

満タンにするには、インフレータで100回近いポンピングするのですが、30回程度やったところで、後輪がチェーンを掛けないまま入れていた事に気付きました(>.<)
また空気を抜いてやり直し(/´△`\)
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準備が整ったところで、気を取り直して出発しました。

さて
木更津駅近くと言えば、かつてダイエー木更津店が有り、ダイエー西葛西店でバイトしていた学生時代に来た事が有ります。
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どんなお店だったかはあまり覚えていませんが、随分前に無くなっています。
拙宅に有った古い地図にはちゃんと乗っていました。
おそらくここがその跡地でしょうか。
案外狭い…
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木更津も地方都市のご多分に漏れず、駅周辺がかなり寂れている印象です。

そんな事を考えながら進んで行くと、太田山公園で突き当たり。
この太田山公園には、2つの頂点を持つ塔が有り、それぞれの頂点には日本武尊と弟橘媛がお立ちになられています。
寄ってみようかとも思いましたが、この後の時間が読めないので、次回に譲る事にしました。
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R16側道から県道269へ左折、暫くは住宅街の中の立派な道です。

ちょっと先から登り坂になり、大鷲木更津線旧道との合流点(地図では合流のように見えましたが、実際は直交しており、ここを左折)で少し間違えたりしましたが、八幡台ニュータウンの中を登っていきます。
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やはり地図は大雑把し過ぎて、あまり役にたちません。
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やがてT字路で突き当たりました。

うん?
地図ではこんなT字路が有るようには見えないが…

左が木更津方面の標識が有りますし、向きとしては右に間違いありません。
見たところ、明らかに登りだし、実に狭そう。

あっ、分かったexclamation
八幡台ニュータウンの道を登る前、直進っぽく左に分岐する道が有り、気になっていたのですが、おそらくこちらが本道で、このT字路に繋がるのでしょう。
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納得!
右に向かいました。

すぐにクルマ1台がやっとの幅員に狭まります。
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とは言え、舗装は別に荒れていないし、倒木で塞がれていたりもありません。
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傾斜はキツキツという程ではないですが、暑さで汗が顔に滴り落ちてくるので、少し頑張っただけで、すぐに押しに入りました。
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登りきった辺りで再び乗車、ノンビリ走って行くと、何かの施設が有り、剣呑な雰囲気の人がチラリ。
後で調べたところ、サバイバルゲームのフィールドだそうです。
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皆クルマで来ているようですが、この道すれ違い出来るような場所は殆ど無く、鉢合わせしてしまえば、どちらかが長々とバックするしかありません。
よくクルマで入ってこれるな…
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この先の分岐は間違えてしまいましたが、それに気づいて戻り、やがてつづら折れして広い道に出ました。
この前までは一度来ています。

それにしても…
間違えたりしたものの、思ったよりアッサリと通過出来ました〜

険道と言っても、ローディであるよりMTBerである私にとっては、狭い以外どうという事も無いし、「これが県道?」という意外性も、R152の青崩峠に比べれば充分「良い道」です。
確かにクルマで通過するには勇気がいりますが…

すぐに県道92号君津鴨川線に出ます。
ここは、県道と県道の交差点なのに、信号も有りません。
この道は、モガハウスや三島湖方面に行く際、いつも利用しているお馴染みの道です。
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ここを左折して少し行くと、少し先で左に細い道が分岐しています。
この道の別称は千騎坂。
かの源頼朝が、千騎もの軍勢を率いてここを越えたとされています。

県内には、同様の故事による五十騎坂、百坂や三百騎坂、万騎坂なども有りますが、安房から上総、下総と北上する順番に並んでいるばかりでなく、鴨川にも万騎坂が有るなど、実際の故事が、どれだけ名称に反映しているのかは不明です。

それでも登りながら耳をすますと、何処からともなく千軍万馬の嘶きが聞こえるような気がする…
…という事は特に無く、自分のハァハァする息が聞こえるのみ。

あっ、写真撮っていない!

こちらは先ほどの険道と異なり、ごく緩やかに登って行き、登りきったところが上総アカデミアパークです。
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土地をゆったりと使った日本っぽくない場所ですが、山の中ですから、夜はおそらく真っ暗でしょう。
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30年くらい前?
千葉県の将来構想のような文脈で、幕張メッセ、成田空港、上総アカデミアパークの3施設を核にして云々という話を良く聞きました。

成田と幕張はともかく、アカデミアパークって何?
随分離れているし、相互に関連しようも無いよね?

当時からそんな事を思っていましたし、その場所についても、だいたいあの辺りというイメージが有っただけで、実際に見たのは初めてです。

DNA研究所なども有るようですが、よく分かっていません。
願わくば、八百数十年前にここを通った男のように、ここでの研究が世界をリードして欲しい…

夕方は別の用事が有るので、ここを下って木更津駅方面へ。
途中で昼食を食べて帰路につきましたが…

帰路の電車の中、やけにカラダがダルい…
暑いのに軽い鳥肌のようなものが…

ひょっとしたら、熱中症になりかけだったのかも(((((((・・;)
一晩寝たら快復しましたが(*^^*)

夏盛り
険道越えて
学舎(まなびや)へ
帰路の暑さに
素肌粟立つ
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