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2019年08月06日23:45

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昨年も台風による塩害で止まったことがあったが。

京成電鉄で停電、救急搬送も
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5737411
今朝午前8時半ごろ、京成電鉄の京成上野−東中山間、押上−青砥、京成高砂−金町の各区間で停電のために運転を見合わせ、駅間で最大8本が停止して空調が切れるなど"大変なこと"になっていたようですね。特にニュース映像が集中した押上線の八広駅に入る手前の荒川橋梁上のポイントを渡る真っ最中で止まった京急の三崎口に行く直通電車(京急の1500形8両編成)では15人が手足の痺れや眩暈など体調不良を訴え、20〜60代の男女9人が病院に救急搬送されたとなると、このくそ暑い中の橋の上での立ち往生であり、さぞ苦しい思いをしたのではないかと思います。テレビ各局は乗客が高架の線路を歩いてたどり着いた八広駅に中継を出してその状況を報じていましたが、通勤電車に空調(冷房)がないのが当たり前な時代では考えられないほど、暑さに弱くなったものだと思います。
京成電鉄の停電といえば、昨年10月にも台風による塩害によると見られる送電トラブルで全線で運休したことがあり、架線からの出火が発生して設備点検のため京成線全線に及んだほどでしたが、今回は松戸市内の変電所などでの送電トラブルが原因だったようで、昨年の教訓と言うか、対策は十分に取られていたのか、その姿勢が問われかねない事態となったと言えますね。
にしても、窓が大きく空調にトラブルが起きると温度が急上昇しやすいのが最近の電車の車両で、ちょうど1年後の暑さ真っ只中(となる可能性が極めて高い)の東京五輪・パラリンピックに向け、公共交通網が抱える課題が浮き彫りになった事例となったと見るべきでしょうね。京成電鉄含め都営浅草線とその直通各線の車両は窓が開くものが多いですが、窓が開かない車両もあり、京急1500形のように熱線吸収ガラスではない車両も多いのが現実で、こうした事態への新たな対策が求められる状況に転じたと言って良いかもしれませんね。

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