「強行」もしくは「見切り発車」の謗りは免れない印象だが。

NGT48、34人全員で再スタート「また受け入れていただけるよう…」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=5733999
新潟を拠点とするAKB48系列のアイドルグループ「NGT48」が今日、東京・お台場で開催された音楽フェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2019」に出演ですか。記事によれば、NGT48は現メンバー34名全員が出演し、グループとしてパフォーマンスを行うのは4月27日以来3カ月強ぶりとのことで計5曲を披露したようですが、その間の空白が生じた発端となった山口真帆の暴行事件以降、山口真帆、そして山口真帆に追随したメンバーが離脱（所謂「卒業」）したと言う動きはあったもののそれ以外の人事関連の動きがなく、犯人に対して山口真帆の行動パターンを知る手掛かりになりうる情報を教唆した疑いのあるメンバーが浮上しながら、運営サイドが立ち上げた「第三者委員会」が「疑惑なし」と結論付けたことで、地元新潟を中心とした企業や人々からの信頼関係は失われ、むしろ"存続の是非"が取り沙汰されても不思議でない状況が続きました。メンバー間の対立や感情的齟齬などに起因した一件と言うこともあり批判が集中、活動そのものが半ば成り立たなくなり、事実上活動ができない状態が続き、AKB48グループ最大の年中行事たる「選抜総選挙」の実施が見合わせとなったことの遠因ともなり、国内（少なくとも）のAKB48グループの活動にも大きな影響が及んだ一件ともなりました。
そうした中、今月に入ってメンバーのSNSが条件付き解禁となったことで、早暁の活動再開があることを示唆する動きと思いましたね。早速昨日、中井りかなるメンバーがTwitterを更新したようですが、「敵」「味方」と言った語が頻繁に登場するその文面があまりにも理性を欠いた感情的な内容だったことで、現在のこのタイミングでの活動再開は「強行」もしくは「見切り発車」の謗りを受けるのは必至と思いました。
で、全メンバー34人が登場したNGT48のステージでの　メンバーのスピーチを見渡して、メンバー間の対立や感情的齟齬によって引き起こされた「山口真帆襲撃事件」に関する一連の事態、そして自分たちが3カ月強にわたり活動ができなかったことなどについてのコメントが一切なく、謝罪や反省の弁がなかったことが気になるところで、中井りかのTwitter共々、これでは「強行」もしくは「見切り発車」の謗りは免れないなと思いますね。
中井りかが頻りにTwitterに投じた「敵」の存在を抹殺せんと「味方」たちでの団結をアピールしたとも読み取れるスピーチであり、これでは運営が急いでいるとされている「正常化」や地元経済界などからの「信頼回復」など、"画餅"に過ぎないと思います。AKB48グループ最大の年中行事たる「選抜総選挙」の実施が見合わせとなり、国内のAKB48グループを巻き込んだ事態となったのは何故か。それも大きな事態であるはずですが……。