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2019年07月24日09:55

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テロとは報じない


 梅雨も明けて、庭でセミがけたたましくなく季節になった。今年は昨年のような猛暑ではないだろうが、これから続く2か月間ほどの暑い日々をどうやって乗り切るかは課題である。

 さて、自分が死ぬほどのやけどを負わなければ、どうやら第二・第三の犯行を計画していたような行動がうかがえる青葉容疑者。
 一方、マスコミも「テロ」とは報じていない。単独犯行であるのは、なんとなく想像できるのだが、本当に単独犯行なのかは微妙に良く分からない。青葉容疑者が「誰かに焚きつけられた」という可能性を否定できるような事実はない。また、これがテロだとして、現時点で34名もの命を犠牲にできた、という意味では大成功であり、かつ、容易に入手できるガソリンを使えば、社会に大ダメージを与えられるということも判明した。
 時間差で全く他地域、そして別のターゲットを狙ってくる可能性は否定できない。とにかく、個人の恨み、という目的に偽装されたテロならば、一体どこを重点的に防御すればいいのか見当もつかない。裏で操っている犯人がいるとすれば、ほくそ笑んでいることだろう。

 まずは、34名のなんの落ち度もなかった方々のご冥福をお祈りしたい。ケガをされた方々の一日も早い回復をお祈りしたい。そのうえで、公安がどこまで踏み込んだ捜査ができるのか、その手腕に期待したい。家宅捜査などされている(される)のだろうけど、犯行の「動機」の解明は重要である。また、周辺の人間関係は相当洗われることになろう。それで事実がどの程度明白になるのかもわからないが、ことテロ事件に関しては日本の捜査力は乏しいとしか言いようがない。松本サリン事件では、まるで無関係な犠牲者を犯人と思って逮捕して、まったく明後日の捜査を行い。結果的に首都の地下鉄を狙った大規模テロを防ぐこともできなかった。本事件でも、青葉容疑者が、末端で操られていただけの核心とはほぼ無関係な人物である可能性はおおいにある。
 地下鉄でガソリン撒かれて火を付けられる、という恐怖を想像して欲しい。サリンのように容易に製造できない毒物と違い、ガソリンは誰にでも容易に入手できる。運搬もハードルは高くない。ビルの一階で火をつけると、上階の人間も殺傷できることも今回の事件で明らかになる。これは、今後そのようなターゲットが標的になりうることを示した。小さなビルで多人数が働いている所、スプリンクラーや脱出シュートの設置義務のない建物、それは日本中にゴロゴロしている。
 仮に今回の事件がテロでも何でもなく、犯人による一方的な理不尽な恨み、だったとしても、模倣犯の出現は秒読みと言える。日本の警察力では、それを阻止することはほとんど不可能に近い。私たちが日ごろの生活の中で危ない場所を認識し、できるだけ近寄らないとか、いざというときの脱出イメージをトレーニングしておくとか、その程度の対策しか取れないのが現実である。

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■京アニ放火、27人が焼死=司法解剖が終了−京都府警
(時事通信社 - 07月23日 21:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5718840

 京都市伏見区の「京都アニメーション」スタジオの放火殺人事件で、現場から見つかった遺体34人のうち、27人が焼死だったことが23日、京都府警の調べで分かった。府警は同日、すべての遺体の司法解剖を終えた。

 府警によると、死因は全身やけどなどの焼死が27人、一酸化炭素中毒が4人、窒息が2人だった。残る1人の死因は分からなかった。

 これまでの調べで、会社や家族と連絡が取れない安否不明者は20〜60代で、半数以上が20〜30代。府警はDNA型鑑定などで身元確認を急いでいる。
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