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2019年07月05日20:57

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トランプ米大統領、独立記念日に異例の演説 軍を称賛

トランプ米大統領、独立記念日に異例の演説 軍を称賛
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[ワシントン 4日 ロイター] - トランプ米大統領は4日、米独立記念日に当たり、首都ワシントンのリンカーン記念堂前で演説を行った。「米国はかつてないほど強い」と強調し、軍を称賛。会場の近くには大統領の意向で戦車が展示され、上空を戦闘機が飛行するなど、例年とは異なる雰囲気に包まれた。国民的祝賀行事の政治利用だとの批判が上がった。

トランプ氏は演説で「われわれの国は今日、かつてないほど強い。最強だ」と述べ、軍を称えるとともに、同氏の移民政策を支えるアメリカ国境警備隊と移民・関税執行局への敬意を表した。

海軍のアクロバット飛行部隊「ブルーエンジェルス」が演説の最後に儀礼飛行をすると観衆が沸き、トランプ氏の支持者からは「あと4年」という歓声が挙がった。

これまでの独立記念日はワシントン中心部で政党色が薄く愛国的なイベントが催され、数十万人の参加者が集まるのが通常で、歴代の大統領が目立つ形で登場することもなかった。ただ、トランプ氏は2017年にパリで観覧したフランス革命記念日の軍事パレードに感銘を受け、米国でのパレード開催を訴えてきた。昨年11月のベテランズデー(退役軍人の日)にパレードが計画されたが、費用増大を理由に取り止めとなったという経緯がある。

首都ワシントンには、「Make America Great Again(米国を再び偉大に国に)」と書かれた帽子をかぶった支持者だけでなく、トランプ氏に反対する人々も集まり、ホワイトハウス前では米国の国旗を燃やして抗議する人達もいた。祝賀行事に多額の費用がかかり、国民の税金が使われている、との懸念も聞かれた。

演説に先立ちトランプ氏は4日のツイッターに、米国史上で最大の祝賀となるイベントに参加するため、遠方から多くの人がワシントンにやって来ると投稿していた。

共和党の政治団体にはトランプ氏の演説の特等席チケットが配られた。また、ワシントン・ポスト紙によると、国立公園局の入園料250万ドルが祝賀行事のために使われた。

野党民主党は、祝賀イベントが来年の大統領選で再選を目指すトランプ氏の選挙活動に利用されていると批判している。

大統領選で民主党候補指名を目指すバイデン前副大統領は「トランプ氏は、米国を偉大にするもののために祝うことができないようだ。なぜなら、それが何かを分かっていないからだ」と批判した。

*内容を追加しました。
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アメリカ市民ではないから、トランプによってアメリカの国力が落ちようが、維持されようが、より発展しようが、世界の中心から脱落しようが、あまり興味は持たない。世界は常に変革する過程にある。昨日の革新が今日は普通の事になっている。誰も驚かないよ、という話である。もちろん、もしアメリカ市民だったらトランプに投票はしないと思う。

だからといって、トランプの二期目が現実味を帯びてきている事に驚愕せずにはいられない。もしアメリカ人ならF**kを連発しているはずだ。

だが、彼のスタンスは非常にパターン化されているようにも見える。この先の動きを全部言い当てられる自信などさらさらないが、行動の原則が見えてきたように思える。

まず、彼は面と向かって人を罵倒するような人ではない。それよりも、会った時は誰ともにこやかであるし、よく有人として振る舞うようだ。これは、もちろんニュースに取り上げられた時のイメージ戦略であろうし、交渉を円滑に進めるためでもあろう。

この落差はもちろん、その前に何が起きるのだろうと相手側に疑心暗鬼を生じさせておく事が重要だ。サプライズというのは予測されていては詰まらない。不安にさせてから、安心させるというのは、一種の(ドア・イン・ザ・フェイス)みたいなものだ。

人間の心理はあらゆる方向が同じではない。例えば肯定と否定の摩擦係数は異なる。誰でも相手の言っていることを肯定する方が気が楽なのだ。

だが、これが複合的になるとそうでもない。嫌いな相手である場合、わざと否定したり、わざと肯定したりする。この時に他に優先する目的がある場合、肯定と否定の摩擦係数は同じになる。

(フット・イン・ザ・ドア)が小さなYESを繰り返すうちに、気づいたらNOが言えなくなっている状況である。これも肯定の摩擦係数が小さいことを利用した技術である。

トランプも最初にどんな無理難題を吹っ掛けるかを疑心暗鬼するから、会ったときの笑顔でほっとするわけだ。それによって、YESが引き出しやすくなる(テンション・リダクション効果)。もう十分に摩擦が大きい体験をしたわけ(会う前に勝手に)だから、少しくらいのYESはとても出やすい。肝心なのは、否定をさせずに、しかし否定したつもりになってもらう事である。

逆に小さな否定を幾つかさせた後に、YESを言わせるテクニックもある。これ以上否定をするのは心苦しいという心理を突いたものだが、(返報性の原理)になる。

こういう心理的駆け引きに長けた人は、おそらくトランプのやり方を見ていても、ピンと来ているはずだ。で、そういう連中がごろごろしているのがアメリカである。だけど、そういう話はあまり聞かない。もちろん、北朝鮮であろうと、中国であろうと、ロシア、EU、イランだって、そういう技術は持っているはずだ。

それでも全員がトランプを厄介な相手だと思っている。

彼のこれまでにない一面は、新しい局面に入る事に躊躇しない点にある。アメリカの歴史は知らないが、彼が初めて実行したこと、歴代政権が開けずおいたドアに手を掛ける事に心理的負担はないようである。

速度の点でも画期的に思う。TPP、核合意など抜けるのに躊躇がない。練りに練った戦略という感じがないにも関わらずである。彼は最初にハードルを高くする。それによって、次に出す条件が低いものと感じるように持ち込もうとしているように思われる。

それで自分が困らないのはアメリカに十分な体力があるからだ。肉を切らせて骨を断つのか、骨を立たせて肉を奪われているのかは知らない。アメリカという巨人の没落を見てみたいという気もするし、でもその代わりが中国共産党の台頭じゃ、デストピアな気もしないではない。

彼がビジネスマンとして有能かどうかは知らないが、どうせ大統領を辞めたら沢山の不正が見つかるんじゃないか、という点ではゴーンと似たような感じがしないでもない。だが、歴史が語る所によれば、えてしてこういう人は不正をしなかったりするのである。アメリカへの忠誠心だけはガチだったりするから面白い。知らないけど。

でも、思ったほど、彼は横暴でも暴君ではなかった。ネロが初期の頃には賢帝であった寓話を思い出す。紂王の話も敷衍するなら、メラニアがサビナや妲己じゃなくて本当に良かった。

彼の課題はとてもワールドワイドである。
北朝鮮との核廃絶交渉
イランとの中東和平交渉
中国との技術競争
ロシアの疑惑払拭
NATOにおける軍事費問題
日米同盟における軍事費問題
TPPに変わる貿易赤字問題
メキシコとの移民政策問題

ま、知らないだけでもっと重要な事項があるのだろう。

そのすべてがコスト(支出)とベネフィット(利益)の問題に集約しているように見える。そのすべてがアメリカの利益という点に通ずるように見える。彼は利益を得ている分野を問題視したことは一度もなく、出費に対してのみ敏感であるようだ。

理由はなんとでも付く。ただこの問題を解決したい。そのためには金がいる。そのことをよく理解しているように見える。そして議会が頼りにならないなら、別の方法を模索しているようだ。俺の財布はお前たち議会だけじゃないもんね。これが彼の切り札のようにも思える。

「世界を財布にした男、トランプ」という本が書けそうな気もする。それほど彼との交渉は全て金の話だし、その背後には金があるように見える。もしイスラエルが、ユダヤ系の人たちが金を持っていなければ、また強固な票田でなければ、大使館を移したかは疑問だ。またイラン問題を深刻に考えたかも疑問だ。もしサウジアラビアが莫大な金を持っていなければカショギ殺害からこれだけ早く興味を失せたかも疑問だ。

金の損得抜きに話をしているのは北朝鮮の問題だけではないか。本当は一番興味のない話のはずなのだ。実は国防なんざ一番無駄と思っているのかも知れない。しかし軍隊がアメリカのセーフティネットの役割をしているので、イラク、アフガニスタンからの撤退、帰還兵の増加は社会問題化するだろうと思っている。

これからの一年は、トランプの行動原理は大統領選に向けられるはずである。其れに有利であるとは、票を得られる政策が続くという事だ。アメリカへの工場誘致、貿易関税の撤廃など、業界ごとに、巨大な市場に向けて要求してくるはずだ。

特に中国との関税障壁が解決しないとき、両国ともそれ以外の市場を開拓しようとするのは自然であるし、近くにある日本という市場は、本当ならどのような破壊があっても欲しいであろう。生産地としての植民地ではなく、消費市場としての植民地、という考え方が推し進められるかも知れない。

我々には市場が必要だ。本当はそれを育てる農耕牧畜型の市場が健全なはずだ。現在は狩猟型の市場のみ存在する状況である。

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