mixiユーザー(id:10884547)

2019年06月29日01:08

128 view

舞台の裏のウラ話 <お客様には見えない苦労編・その1>

はい。

久々のウラ話のスタートは、



<お客様には見えない苦労編>

      と、してみました。



「お客様に苦労を見せないのは、

  役者として当たり前だろうが!」

「そんな苦労を書いてどうする!」



なんて、厳しい役者さんからは怒られそうですが、

いやいや、そりゃあ、フツーの苦労なら書きません。



お客様には全く気づかれることのない、

ちょっと珍しい、



  そして、



   大変なんだけど、

   でも、なんか笑っちゃう、



苦労話を、少々、バラしてみたいと思います。



もう5,6年、いや7,8年前かなぁ。



とある芝居で、

顔の美容スチーマーが登場したことがありました。

フォト こういうヤツですね。



実際に舞台上で使うため、

稽古場にスチーマーを持ち込んで、



「どんな感じになるかなぁ」

「メイク、ダダ落ちだよね〜」

「あーーー、そうだーー」

なんて話をしながら(使うのは私ではなかった)、



使う若い役者さんが顔を入れて、

スイッチオン!



   ・・・・・・・・。



     ・・・・?



       ・・・・・・?



「あれ・・・。スチーマーって、こんなに地味だっけ?」





そうなんです。

スチーマーって、

顔にボワーーっと湯気が出てくるような、

そんなイメージがあるじゃないですか。



でも実際にやっているのを、外から見てみると、

意外に見た目が地味なんです。



よく考えたら、そりゃそうですよね。

顔に使うものなんですから。

そんなにバコバコ出たら、

かえってお肌を傷つけちゃいます。



しかし、舞台じゃ、そうはいきません。



「これ、このまま使ったら、お客さんわかんないよね」



「今回の設定だと100%無理だよね。

 毒ガスだもんね」



 ・・・って、意味不明ですよね〜(笑)



    <つづく>
5 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する