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2019年06月19日14:12

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おばあちゃんズ、公演をつぶすの巻

昨日のお昼。

友人の芝居を観に行ったときのことです。



平日の昼で、一番お客さんが少ない回だったのでしょう、

DVD撮影用のカメラが入っていました。

私はいつも後ろの方に座るので、斜め後ろにカメラ。

それはまぁ別に、よくある話なんですが・・・。



何事もなく開演して、芝居が10分ほど進んだころ、

突然、入り口がガタガタとうるさくなりました。

  え? なんだろう?

と、ちょっと横を見てみると、



歩くのもおぼつかないようなおばあちゃまが2人。

1人はコロコロまで持って、

遅れて入っていらっしゃいました。



はい、おばあちゃまなので、

ちょっと丁寧に言ってみましたが、

はっきり言って、遅れて入ってきやがった、のです。



状況は、上演中の暗い客席。

スタッフが案内したのは、私のななめ後ろの最後列。

その後ろには、ビデオカメラがセットされて撮影中。



そこでおもむろに、一人のおばあちゃんが、

コロコロを押したまま、

先に座っているお客さんの前を、通ろうとしたではありませぬか!



いくら小さいコロコロとはいえ、小劇場の客席をご存じの方なら、

これがどんだけ無茶なことか、おわかりだと思います。



さすがに、スタッフが慌てて、

「後ろに置きますので」と声をかけるも、

小さな声じゃ聞こえない!



何度か声をかけて、コロコロを取り上げたものの、

ヨロヨロして、座っていた男性のお客さんに、

ほとんど抱きかかえられて着席。



「あらあら、すみませんねぇ」

「あら、これ、なんか椅子に置いてあるわよ」

「あらほんと。あたし、荷物が、あ〜、よいしょ、と」



あのね、こうやって、

座るだけでも時間がかかって、音が出るんだから、

せめて喋らずに座りましょうよ。

舞台で懸命に芝居やってますよ。

誰かの知り合いなんでしょ?

ちゃんと見てあげましょ。



それに!

この声、後ろのビデオカメラが全部拾っちゃってますよ!



これは、もっと早い段階で、

スタッフが対処すべきだったのは明らかですが、

たぶん、このスタッフさん、

Wキャストの反対側で、しかも若手。

咄嗟の対応を求める方が酷でしょう。



こりゃ大変だなぁと思った予想通り、

その後もまた、ちょくちょくお喋りに悩まされつつ、

我慢できるギリギリのラインで、なんとか終了。



  やれやれ・・・。



   ・・・と思いきや!



後半のヤマ場のシーンで、1人が突然、

「私、トイレ行ってくる!」



  (はぁ?)



そしたら、もう1人のおばあちゃんまでが、

「あ〜、私も行きたい」



  (おいっ!)



「じゃ、私先行くから」

「ああ、わかった。大丈夫?」



  いいえ、大丈夫じゃありません!

    周りの人間がっ!



といっても、そっと注意するには席が遠すぎたし、

ヘタに注意すると、今度はまた大声で言い訳しかねない。



「じゃぁ、お先に」

「ああ、気をつけてね。危ないわよ」

などと、普通に会話して、椅子から立ち上がったものの・・・、



かわいそうなのは、例の隣の男性であせあせ(飛び散る汗)

またしても目の前を通られるは、寄りかかられるは、

ほとんど介護士状態。



やっと客席の通路まで出て、

カメラの目の前で、ほっと一息。



その場にいた撮影助手らしき若者が、慌てて、

手伝うようなふりをしつつ、頭を下げさせて、

出口の方まで連れて行きましたが、



トイレからまた戻ってきて、

またもう一度、ひと騒ぎ。



「じゃぁ今度は私が行くわね」

で、悪夢ふたたびがまん顔



たまたま、ななめ後ろの席で、

一部始終を目撃することとなりましたが、

それでも、芝居もそれなりに楽しめたということは、

きっと、かなりいい作品だったんでしょう。



しかし撮影チーム、編集大変だろうなぁあせあせ(飛び散る汗)
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