Nゲージのトワイライトエクスプレスは、小学生のころに買ってもらったTOMIX製と、
数年前に買ったKATO製の2つを持っていて、どちらも現役バリバリなのですが、
KATO製に室内灯を入れようと画策していたところ、ちょっとした問題が発生しました。
ちなみにTOMIX製はあっさりと入れられて、運用中です(笑)
KATO製は、方向幕に「札幌行き」が予め付いていて、方向を変えることが出来ないのですが、
これが、裏から見ると1つの部品で構成されているんですね。(2枚目)
で、ちょっといじいじしていたら、なんとこの部品を破損してしまいましたorz
適当な窓枠パーツをってこないといけないなぁ、でもホビーセンターKATOまで行くのも面倒だ、、、
と棚上げしていましたのですが、
Google先生に問い合わせてみると、サードパーティー製のパーツを仕込んでいる人がいました。
TOMIX向けのパーツのようですが、方向幕のところだけ切り取られて、
方向幕の穴にピッタリ埋め込むようなパーツです。
コレコレ、どこのメーカーだ、どこで売ってるんだと調べてみたところ、
どうやらすでに廃業してしまったガチョウハウスというところの部品らしい。
さらに調べると、なんと立川の模型屋で売っていると!!
というのを、今週の火曜日ごろ知って、いつ立川行こうかワクワクしていたんですが、l
結局週末を迎えましたw
大雨にも関わらず、嫁さんが八王子駅で活け花教室で習っている間、
ちょっと立川まで足を伸ばしていってきました。
活け花教室がある日は、駐車場に2時間半まで止められるので、ちょうど良いんです。
で、立川のキョーサンという老舗の模型屋さんに久しぶりに行って見ました。
したら、
売り切れorz
もおだいぶ前のものみたいだしね。。。
キョーサンのwebサイトにはありそうなこと書いてあったけど、全体を表示しているみたい。
在庫は、実際見てみないとわからない感じで・・・
まぁとはいえ、色々使えそうなパーツを買って来ました。
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修理・改造をする車両は、こんな感じに、方向幕が抜けている状態。
ここに先ほど買ってきた材料と、前々からストックしておいた材料を使って、修復してみます。
まずは、ちょっと見えづらいですが、透明のシートを適当なサイズにカットします。
この透明シート、何だと思いますか???
ラミネータであまったフィルム部分です。
会社で、小さいサイズの紙をラミネートしたんですが、余って捨てるものを持ってきました。
ええ、決して無駄なラミネートではないですよ、本来の部分は仕事で使うものですよ?
あとは、OHPフィルムなんかでも良いと思います。
要は透明で薄ければ良いんです。ただ、サランラップは薄すぎます。
切り出しの寸法は、実物合わせです。
あと、切り出す前に、片側に両面テープを貼っておきます。
次に、両面テープではない側は、光を拡散するのに、アイボリー色のマスキングテープを貼っておきます。
アイボリー色は、テープLEDで車内灯を作るとき、良い感じに黄ばみ、
古い車両の蛍光灯を再現できます。ホームセンターで100円ちょっと、200円もしません。
次に、普通紙を用意し、こちらも片側に両面テープを貼ります。
そして、透明フィルムに先ほど貼り付けた両面テープを剥がし、
普通紙の両面テープを貼っていない側を貼り付けます。
この時点で、以下のような構造になります。
改めて、トワイライトの内側を確認します。
車両の内側から、写真の穴の開いた部分をふさぐように、ここまで作ってきたパーツを取り付けます。
取り付けるために、両面テープを用意しました。
あと、窓パーツと干渉しないようにすることが重要です。
こんな感じではめて、表側から見てみると・・・
こんな感じになり、何も表示していないときの幕のようになりました。
これを「幕台座」とでも呼んでおきましょう。
このままでも良いかなと思ってしまいましたが、まぁせっかくなので、もう少しディテールアップ。
ここで、ようやく買ってきた部品の登場です。
ガチョウハウスで残っていた「ピタサボ」という製品のうち、
KATO製x国鉄車両 で一番マッチしそうなものを選びます。
売っていたのが117系だったのでそれを買いましたが、
結論としてはもう少し大きいものでも大丈夫でした。
ただ、もう生産されないものなので、あるものでやるしかないですね。
あと、幕自体は銀河モデルというメーカー(こちらは健在)のトワイライトエクスプレスのもの
ちなみに一緒に北斗星も買いました。
どちらも600円。
精巧さや、種類の多さをみれば、純正品よりも安くそんなもんかと思いますが
透明フィルムに高解像度で印刷しただけ と思うと、なかなか利益率は良さそうです(笑)
ともあれ、幕を切り取り、ピタサボに貼り付けました。もちろん凄い細かい作業ですw
そして、車両の幕台座に、外側から貼り付けます。
幕台座は、先ほどの作業で、裏側から車両に取り付けるための両面テープを貼っていますが
幕穴の部分は、それがむき出しになって現れている状態です。
そのため、ピタサボに両面テープやボンドをつける必要はありません。
こんな感じに付きました
まぁ、すこしずれているのは、私が不器用でこういう細かい作業が苦手ということで許してくださいw
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さて仕上げ。
電球色のテープLEDを使って、
車内灯を配置します。
・・・TOMIX編しか書いてない。
まぁKATO、マイクロエースは追々(爆)
細かいところは置いといて、
Tommyオリジナルの寝台用電飾を実施。
そのご本尊様は、写真の右側の基板です。
組み立てて、レールに置いてみました。
幕を白色LEDで光らせ、車内は電球色にしているだけです。
オリジナルというのは、幕部分のLEDの仕掛けですが、
これだけではオリジナルでもなんでもなく、実際にやっている人はたくさんいます。
Tommyオリジナルは、この部分。
方向幕の明かりはそのままに、室内灯を消すことが出来ます!!
特許を取るようなものでもないし、仮に取れても年金払えないから言ってしまうと、
LEDの性質を利用しただけです。
なんら難しいことはやっていません。
ただし、昼間の走行と夜間の走行を楽しむためには、
ちょっと工夫した専用のパワーパックが必要です。
最初は修理の話でしたが、そのままLED組み込みまでやりました。
良い感じにできたので、他の車両も方向幕を外して適用してみたいと思います
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