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2019年06月15日07:57

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どうあるべきじゃなく、自分に合ったキャラづくりじゃなきゃ、心がもたないような・・・

もうずいぷん長く、ずっと見ている関西ローカルの番組があります。時々、ここでも話題にさせてもらっていますが、漫才師のハイヒールさんが司会の『ビーバップハイヒール』という番組です。企画によってドハマりする回もあれば、早送りで見飛ばしてしまう回もあるのですが、必ず録画して見ています。時々、大当たりのがあるので見逃せないのです(^^)。

で、今週のテーマは「スタンフォード式リーダー術」についてでしたが・・・ふむ。

概ね、紹介されたリーダー像について文句などはありません。リーダーとしてだけでなく、コミュニケーションの方法としても役に立つものですし、実際、わたし自身も心がけていることもありましたし・・・でも、ふむ。

番組を見ている時には、そんなに思わなかったのですが・・・しばらくしてから、なんだかジワジワ違和感が生まれてきて・・・なんだろう、この違和感って考えたら・・・

そうだ、このリーダー像は、部下サイドから作り上げているよなっ!!って思ったんですよね。というか、どうしたら部下を引っ張っていけるかの方法論だけだなっていうか・・・

でも、リーダーって人間でしょ。リーダーっていう生き物じゃなく、生身の一人の人間でしょ。その人の性格とか気持ちってどうなるの?って思ったんですよね。理想のリーダー像から程遠い個性の人は、自己変革しないと良いリーダーになれないってこと?

たぶん、スタンフォードの研究は、そういうことを言っているわけじゃないと思うんですよ。人の心理を数値化して、こういう傾向が見られるということをデータとして発表して、それを参考に、個々の人が、自分らしいリーダーの在り方を模索してくださいってことだと思うんですよ。決して、これが正解、リーダーは全員、こういう風に振る舞いなさいってことじゃないと思うんですよ。でも、われわれは、ついつい、そんな風に思い込んで、ついつい自分に理想の○○像をそのまま演じることを強要しちゃうでしょ。そしてもし、それが巧くできなければ、自分はダメだって落ち込んじゃうでしょ。

でも、それって絶対に好くないですよ。ていうか、すごく不自然ですよ。

人と関わる、それも複数の人と責任ある立場から関わるなら、「これが俺のやり方だっ!!」みたいな押しつけは、自分らしさじゃなく自分勝手でしかないから、ある程度の我慢とか努力とか、自分とは違う何かを演じる的なことは必要だと思うのですが、それだってベースに自分があって、その自分を活かす演出じゃなければ成功しませんよね。

何も演じないで生きている人っていないと思うし、ある意味、演じることが自分自身や相手を守る、好ましい鎧になっていることもあるとは思うけど・・・自分をなくして何かにならなきゃいけないみたいなことは、リーダーであれ何であれ、絶対に好きじゃないと、わたしは思うのでありました、はい(^^)。

追加

データって技術的な分野では途方もなく大きな力になるけど、人の心に関しては参考程度っていうか・・・というより・・・人の心は、データで理解しても、直接向き合って自分の心で実感できなきゃ、本当の力にできないと思うんですよね。
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