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2019年06月14日21:06

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古楽器の響きで味わうモーツァルトの協奏曲と交響曲 “洋館で親しむバロック音楽”シリーズ<横浜開港160周年記念コンサート> 

日時 6月1日
会場 横浜市開港記念会館講堂
出演 大村千秋(フォルテピアノ) 朝岡聡(お話し)  アンサンブル山手バロッコ  
曲目 モーツァルト  管弦楽のための協奏交響曲  変ロ長調 KV.297bより 第1楽章、   交響曲第40番 ト短調 KV.552(第1稿)、 ピアノ協奏曲 第17番 KV.453

余りにも有名な交響曲第40番(ト短調 KV.552)は名曲ではあることは疑う余地はないが、多人数のモダンオケの演奏は得てして感情過多でドラマティックな演奏になりすぎる傾向が強い。今回の少人数(1st&2nd vl.3人 va.&vc.2人 cb.1人) のピリオド楽器による指揮者なし(フォルテピアノの通奏低音付き)の演奏が意外とこの曲にマッチしているように感じられた。

偽作の疑いが強くAnh.C14.01と偽作番号が付いている管弦楽のための協奏交響曲(変ロ長調 KV.297b)はパート譜は楽器を変えてはあるが真作で伴奏は編曲者の作という新し説をもとにパート譜を原曲に戻すという手の凝った編曲による演奏。真偽のほどは分からないが楽しく聴くことができた。

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