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2019年06月14日14:32

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3連休を消化する

有給を完全消化させてくれるのは確かに助かる。
これだけが、今いる会社のいいところかもしれない。
でも、時々ほんとの意味で消化になるときがあり、今回の三連休は他に希望している人もいないからと、無理やり突っ込まれたのだった。

これといって予定もない。
畑に行ってちょこまか作物をいじる以外は、日がな一日、ぽかあんと。
でも、こういう時間も必要だったのかもしれない、と後から。

一日目。

生命保険に入っていない自分自身にはたと気が付く。
そもそも短命の家系だ。血圧も高い。最近太り始めた。
自らがいなくなった後の我が家に思いを馳せると、急に不安になっていろいろ調べてみる。あれやこれやと、皮算用。
生活費は、遺族年金、厚生遺族年金、ちょっとのバイトと、ちょっとの貯金切り崩し。
それでどうも、大丈夫みたいだ。今の生活を維持できる。生命保険不要。
勿論長く生きていたいけれど、例えば明日事故に遭ってこの世から消えたとしても、残されたものがちゃんと生活できることを知って、安堵。
そんなには頑張んなくていい。宿題は、済んでいたのだ。

二日目。

仕事をリタイアした人達の移住先の記事をネットで読む。
一番人気はやっぱり沖縄だけれど、気候や人間関係が原因で、戻ってくる人も多いのだという。それで、記事でおすすめしていたのが、ちょっとだけ遠くへの移住。都心から電車で一時間ほどのプチ田舎を推薦していたのだ。
でも、それって、自分が今住んでるここのことじゃねえの?
もしかして自分は、知らぬ間に半分リタイアしていたのかもしれない、なんて思う。
そう考えて辻褄が合うことも多い。そうか、そういうことか。
いつかは、「半農半X」なんて生活がしたいな、などと夢を見ていたけれど、半リタイアの自分は、そもそも仕事には、半分以下も情熱を注いでいない。
これも、半、をつけて、半理想的な状況にいるわけなのかもしれないな、と。

三日目。

二郎系ラーメンが無性に食べたくなり、隣駅までバイクを飛ばした帰り、農協の直売所に寄ってみる。昼過ぎの直売所は、もう商品も残り少な。ジャガイモや玉ねぎばかりやたら残っている。その傍らにわずかにお花コーナー。
あ、ユキノシタ。
もう30年も前、ひとめぼれした花なのだ。今年もこれの季節になった。
思わずポットを手に取り、レジに持っていく。
花を買うなんて、いつぶりだろう?いや、生まれて初めてかもしれない。
なんの心境の変化だ。
湿った日陰を好んでいたな、と、庭のブロック塀の端に植えてやったのだった。

有給を完全消化させてくれるのは確かに助かる。
勿論仕事生活全般に不満はある。文句ばかり言ってる、と家族には言われている。
でも、どうも、この不満が自分の行動の原動力になっている節があり、不満がない状態だと、不満の種を探し出したりする。いずれにせよ、動き続けないと駄目な体のようだ。

この3連休は、そんなことを再確認させてくれたのでした。
さてと、明日からまた仕事だ。くそ。














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