人は本当のことを突かれると動揺する

■公的年金は持続可能＝菅官房長官
(時事通信社 - 06月12日 13:02)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5659808
たぶんもなにも金融庁の報告はほぼ正しい。その根拠は自民党政権が「必死」にその
報告書が「嘘」だと言っているからだ。小学生レベルの話だ。子どもが嘘ついていて
いる場合にその嘘をつくと感情的になって必死に理論的でなく正当化することがある
がそれと全く同じ。否定する理論が少なくともいまのところ政府から出ていない。さ
らにバカな二階堂氏に至っては選挙を控えたこの時期に（自民党に不利な）報告書を
出すとはけしからん！金融庁に厳重注意する！とか言っている。もう、なにがなんだ
かである。問題意識が既に政府（自民党）と国民で乖離ありすぎである。問題の根本
は年金では老後の生活資金が不足という点が自民党政権は「選挙に不利」になる情報
なのが問題としている点。そりゃ変な弁解に入るだろう。弁解すればするほどおかし
くなる。これが仮に大企業ならこんな対応にはならない。リスク管理がしっかりした
企業ならこんな感じの発表するだろう。
「金融庁が発表した報告書でありますががその数値的な妥当性については現在、調査
中であり確定したものではありません。今後は政府として算出された数値を精査して
いく必要があると判断しており、報告書の是非については現段階で判断致しかねます。
また、国民の皆さまにおきましては本報告により多大な不安を抱かれたことも政府と
しては真摯に受け取り年金制度については予算委員会を通して国民の皆さまにご理解
頂けるように説明努力致します。」
という感じでいきなり全否定はしない。かといって肯定もしない。なんかどっちつか
ずで釈然としないかもしれないがいきなりいまの政府みたいに全否定だ受け取らない
とか子どもレベルの対応より100倍はマシかと思う。それが出来ないのは何故か？
最初に言った通り「本当」だからだ。政府にとって本当に「都合の悪い事実」だから
まともに反論できないのである。もう、本当に子どもが嘘がバレたときみたいな対応
には苦笑するしかない。自民党がベストではない。あくまで野党よりはマシという判
断である。与党もダメだが野党はさらにダメなのが本当に今の日本の政治がダメなと
ころだと思う。