mixiユーザー(id:24845727)

2019年06月11日21:13

26 view

生態系の勉強をしなさい・・・

ワシもよ〜
今を生きている ひとりの 民草であるからよ〜

たまに良い思いもすることはあるのじゃけど

それなりに 不愉快な思いも経験しているのじゃよ

でもその不愉快な思いが伝播してしまってはいけないと思うので

不愉快な思いはなるだけ書かないことにしているのじゃよ・・・

でもこのことは
誰にも知ってほしい 気づいてほしい〜と 思うことじゃから

敢えて 書いておくぞよ・・・

ワシが愛してやまない 湯河原の清流・新崎川は・・・

昨年 小田原土木事務所という 県の土木のお役人によって

土砂をさらう工事をやられてしまったのじゃよ・・・

川に重機(ショベルカー)を入れて

川底から攪拌して 平らにして

まるで 用水路のように流れる川にしてしまわれたのじゃよ・・・

そういうことが行われると
今までそこに生息していた植物も 野鳥も 昆虫も 水生生物も・・・
あらゆる生態系が 大きな変化にさらされるのじゃよ・・・

もっとも影響を受けたのは鮎じゃなかろうか・・

6月からの夏期の2〜3ヵ月を濁流の茶色の水にされてしまったので
この川に生息していた鮎の数は激減して
それまでの100分の1くらいになってしまったんんじゃよ

鮎は年魚と言われていて 1年しか生きられないのサ
10月になるとみんな川を下って海に行ってしまうのサ〜

川の水温が16度以下になれば      
鮎は川では生活できなくなるんじゃと
よく川の水温を実測しているワシは思っているんじゃよ

そして用水路に加工された新崎川は
新しいシーズンを迎えたんじゃよ
桜の花が咲きだす頃から
少しずつ新しく生まれた稚魚たちが新崎川を遡上してくるんじゃよ・・・

川を毎日観ていると
ちゃんと稚魚たちは今年も遡上してきたんじゃよ

それでも 例年の鮎の数からしたら10分の1ぐらいじゃろうか・・・

昨年から言葉を交わすようになった
この川のアユ釣りの名人も
それぐらいだと言っていたサ・・・

重機を入れて生態系の自然破壊を行ってしまった影響だと
ワシは思っているんじゃよ・・・

ワシの個人的な見解を述べるなら
これらの県のお役人たちは
自然環境に関するお勉強が足りないと思う・・・

生態系について根本から学びなおさなければならないと思うんだゼ〜

一言で言えば あなたたちの自然観は歪んでいる・・・

でもよ ワシは知っているんじゃよ
お前たちが所属する小田原土木事務所が昔からそうじゃったのかというと

そうじゃないと ワシは知っている・・・

おめえたちの30年〜50年先輩の役人さんたちは

素晴らしい仕事を 酒匂川 狩川 早川 新崎川 千歳川に残しておるんじゃよ

先ずは昔からの荒れ川だった酒匂川と狩川の治水にほぼ成功している・・・

それだけでなく 鮎が遡上できる魚道をちゃんと作ってきていたのじゃよ〜

これは日本の河川の土木行政の中では画期的なことで
先見性が在ったのじゃと思う・・・

なにより 川に対する愛 そこに住む生物に対する愛が 在ったのじゃと思う・・・

昔の子どもは たくさん川で遊んで 自然の動植物に触れあっておったから
そうなったんじゃと思う・・・

でも今の お役人さんたちは どうも違うような感じがするサ〜

川に暮らす 動植物にあんまり関心がないばかりか
歪んだ自然観を持っているような気がする・・・

それは用水路のように流れる河川が良いと思っているようじゃよ〜

そうじゃないんじゃよ

河川に現れる自然の景観というものは
そこに暮らす動植物だけではなく
そこに暮らす人間にとっても欠かすことのできない大切な景観なんじゃよ・・・

今のお役人たちは 川は俺たちの支配する領域で
権限は俺たちに在って 住民には文句は言わせねえと

心の芯の部分では思っているだろうことが

川や海に建てられた君たちの看板の文言を観ただけで
わかってしまうんじゃよ・・・

偉そうにしているくせに 昨年は肝心なところで失敗をやらかしてしまったサ〜

昨年は 超珍しく 台風のコースがいつもと逆で
東から西に向かって移動していく台風が在ったのじゃよ

ふつうなら こういう場合 最大の警戒心をもって臨むべきなのに

道路を通行止めにすることを怠ったために
10数台の車が高波のために
危うく命を落としかけたのじゃよ・・・

おめえたちはやっぱりその程度の人間集団なんじゃね・・・
とワシは思ったサ・・・

いつの時代もそうなんじゃろうけど
質の低い行政集団によって
住民たちがえらい目に遭わされていくということは
あるんじゃなぁ〜

今日は6月11日・・・
例年今頃は 清流・新崎川では 自然に発生した天然の蛍が舞い飛ぶ季節なんじゃよ・・・

昨年あんなことをされてしまったので
今年は蛍が観られるじゃろうか・・・

ワシは心配しながら昨夜観に行ったんじゃよ・・・

でもよっかった
天然の蛍は全滅してはいなくて
今年も舞い飛ぶ姿は見られたんじゃよ

でもよ その数は例年の20分の1ぐらいに
ワシには思えたんじゃよ・・・

神奈川県西部に住む住民たちは
これからも
小田原土木事務所のやることごとくの仕事を
注視する必要が在るんじゃないかと
ワシは思っている・・・

先ずは自然や生態系の保全について
ちゃんと最低限の勉強をすることが重要じゃないだろうか・・・

そして自然の海や河川は お役人さんたちのものではないという認識を持ってほしいと
思うところじゃな・・・


























2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する