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2019年05月20日09:47

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与那国島のニュース見てなかったのかな?

 起こった後で言うのは簡単だが、屋久島はもともと雨のものすごく多い所。

 数日前の与那国島のニュースを見ていれば「同じようなことが起こる」と予想は容易にできるよね。もっとも、大雨が降るのは割と狭いエリアに限定されるので、「雲が屋久島にぶつからなければ大丈夫」と思っても変な判断でもない。

 とは言え、登山をやっていれば雲の動きとかに敏感になる。雨の降り始めが何分後、ということも予想して行動するのが普通。ただ小雨なら決行だったのだろう。その意義も気持ちもわかる。現地ガイドもついている状態で、個々人の判断で中止を決めるのは難しかったことも分かる。

 特に下山道路の通行止めで止められてしまう、ということまで登山を始める前に予想するのは無理と思う。しかし、与那国島のニュースを知っていれば同じような雨に見舞われれば「どこにも行けない」ぐらいのことは誰にでも分かるはず。
 雨季に入った日本で、24時間先ぐらいまで先の天候変化を考えながら行動するのは必須なのだと思う。

 「今日は夕方から大雨で帰宅の足がなさそうなので仕事を休みます。」なんてことを言っても良さそう。それでクビになったら、そんな職場辞めてしまった方が良いのかも。

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■大雨予報、分かれたツアー対応 警報前はガイドが判断
(朝日新聞デジタル - 05月19日 20:15)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5626030

 鹿児島県屋久島町で複数の土砂崩れが起き、山中に取り残された登山者らについて、町は19日、一時孤立した人が少なくとも計314人に上ったことを明らかにした。天候不良が予想されていた中で登山を決めたガイドもおり、ルール整備などの課題が残りそうだ。

 気象庁によると、18日の大雨は暖かく湿った風が屋久島を含む九州南部に流れ込んだことが原因だった。

 大雨を事前に予測した鹿児島地方気象台は17日午前の段階で、気象庁のサイトなどで確認できる「大雨に関する気象情報」を発表。「屋久島などで18〜19日に大雨の恐れがあり、土砂災害に警戒を」と呼びかけた。気象台の担当者は「週末で登山者も多いと考えられたので、早めの注意を心がけた」と話す。

 世界遺産に登録されている屋久島の登山には危険な場所もあり、約200人いるガイドと入山する人が多い。大雨の予報に、ガイドの判断は分かれた。

 屋久島観光協会ガイド部会長の中馬慎一郎さん(46)によると、屋久島町などが定めたガイド向けルールでは、気象警報の発表時にはツアーを実施しないことになっている。

 ただ、町に大雨警報が発表されたのは18日午後3時半ごろ。それ以前のツアー出発はガイド個人の判断に任されていたという。

 観光名所の縄文杉までの往復には10時間程度かかるといい、早朝に出発するツアーが大半とされる。朝の時点で雨が降り、登山道脇の沢の流れが激しいとして途中でツアー中止を決め、引き返したガイドもいた。

 一方で、計28人のガイドが同行したツアーの登山者が18日中に下山できなかった。ガイドとともにバスの車中で一夜を過ごした30代男性は「(登山に出発した)18日早朝には雨の影響についてガイドから何も言われなかった」と話した。

 ガイドらは手分けして、倒木をノコギリで切ったり、難所にロープを張ったりして下山の誘導にあたった。中馬さんは「ガイドが連携できたことは良かったが、このような事態になった検証は必要だ。ガイド部会で話し合いたい」。

 荒木耕治・屋久島町長は朝日新聞の取材に「今のところ幸い、大きなけが人はいないが、ガイドの判断基準を見直す必要はあるかもしれない」と話している。(屋久島通信員・武田剛、竹野内崇宏)
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