教育方針ってほどのものではないけれど、将来的に子供に何を望むかといえば、
大人になっても、ちゃんと遊んでいてほしい
というその一点。
やりたい仕事についてほしいというのは勿論あるけれど、そうならなくても、ちゃんと大人になっても遊んでいられますように、と。
ということで、さっきから二階で橙助のトランペットの音がする。
アーバンの「輝く雪の歌」
受験で必要なのだ。
昨日郵送されてきた、渋谷のレインボープロジェクトの案内。
待ってました。
ジャズピアニストの山中千尋のトリオが、子供たちとビッグバンドを組んで、正月に渋谷でジャズを演奏する。
昨年参加した橙助はみんなとガーシュインの「ラプソディーインブルー」を演奏した。
子供たち一人ひとりにソロの時間も与えられ、奴はこともあろうに、トリオのバックで「ラウンドミッドナイト」をやり遂げた。いやいや、やりやがった。会場全体がはっと息を飲んだ。そりゃそうだ、奴はずんぐりむっくりした坊主頭の中学一年生だ。
そんなこんなで今年はどんなテーマかいな、と案内の封を開けると。
チャーリー・パーカー生誕100年 ビバップにチャレンジ。
マジか!
二階から聴こえる曲は、アーバンから、ジャズにかわった。
こっちの方が音に張りと勢いがある。楽しいのだろう。
種はちゃんと発芽したらしい。
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