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2019年05月15日23:49

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古楽器の愉しみロナルド・ブラウティハム　フォルテピアノ・リサイタル　フォルテピアノで聴く「ワルトシュタイン」①

2019年05月14日 19:00開演
昨夜は頭記のコンサートへ赴きました。

会場：兵庫県立芸術文化センター神戸女学院小ホール
使用楽器：アントン・ヴァルターモデル(1800年頃)
製作者：ポール・マクナルティ(チェコ)2002年作
このホールでフォルテピアノは過去１回だけ聴いている。菊池洋子さんのモーツァルト音の
パレット第２回。今回、行く事にしたのは曲目が決め手。
曲目
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732～1809)作曲
ピアノソナタHob.ⅩⅤⅠ:49変ホ長調

本曲は丁度１年前に１度だけ聴いた事がある。崎谷明弘さんの演奏。その時、第１楽章に
ダダダダーンと「運命の動機」を想起させる一節がある事を述べた。
Ｆ．Ｊ．ハイドンのピアノソナタは62曲ある、と寺西肇さんがプログラムノートで解説されていたが
本曲は初めてフォルテピアノのための、と記された。
ピアノという楽器の歴史を刻む曲である。ハイドンはベートーヴェンの師匠。
主調が変ホ長調、間に挟まれる緩徐楽章が変ロ長調という３楽章構成だが緩徐楽章がAdagio
e cantabile、終楽章がメヌエットという面白い構成。緩徐楽章が美しい。(つづく)

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