【介護】法事

昨日は親戚の法事があった。

ハハを起動しながら準備をすることはできないので、一昨日の夜に着ていくものや所持品の準備をし、当日のタイムスケジュールを法事開始時間から逆算して起床時間を決めた。

ハハは昔から「遅刻は罪」のせっかちな人である。
「今から行っても、かえって迷惑やから」と言っても「なんか手伝うことがあるだろうから」と言っちゃうのは、自分が大概の場合「招く側」だったせいだろう。

黒い服を早々に着たハハは、玄関に行って靴を履く。
・・まだ靴を履いたらアカンて。
それ、黒い靴ちゃうし。

ハハが玄関を開けると、リードなしで外に出れるので犬が集まってくる。
・・あっちへいきなはれ。

黒い靴を出すのを忘れていたので、ハハが履いているのは普段のシューズである。

ワタシは一人で応接間でバタバタしながら、時々玄関に行っては犬を追い払い、ハハに「靴が違う、まだ出発しない」といい、応接間に戻って続きをする・・・という昔テレビで見たゲームのような有り様である。

黒い靴を出すと、ハハが靴を履いて外に出る、犬もノーリードででる、運悪く自転車の人が走っていったりしたらモンが吠えながら追いかけるので、余計な仕事だけが増えるのでそれはしてはいかん。

もういやになって化粧省略。

ちょっと早いけど「まだ？まだいけへんの？」の声に負けて出発。

タクシーを拾って行き先を告げ「えーとあの交差点の名前はなんやったかいな」とグーグルで調べている間に通りすぎてしまい、運転手さんに怒られる。

「ここまでしか戻れないよっ！」といわれてシルバーカーともどもおいだされ、年寄りにはそこそこの量を歩いて戻るはめになったのだった。

歩いたらちょっと距離があるかなー 程度の距離で昔はよく行来していたけど、しばらくご無沙汰しているあいだに並んでる店構えがことごとく変わっていて、車の中からではさっぱりわからんかった。。。

法事自体は問題なく終わったし、ハハもボロを出さなかったんだけど、
仕上げでお膳をいただいてると「これ、犬にもって帰ったる」とポリ袋を要求する

久しぶりに会った従姉と話そうと思ったらお開きの時間になってしまった。

「最近、オバチャンどーお？」
「連休直前は大騒ぎだったよー」
というと
「なんかからだの調子が普段と違うときは、おかしなこと言い出すみたいやでー。ウチもあとから考えたら『あれか！』と思うときにもオバーサン出てきたもん」
という。

なるほど、そんなもんか。
ウチはデイのないときはずーっと寝てるから「調子の悪いとき」がないようなきがしてたからな。

そして、叔母さんの話には「御祖母さん」と「叔父さん（夫）」が登場していたそうだ。

なんでウチは「お父さん」でてこないのかなぁ。
仲は良かったと思うんやけど、お金に関してはアテにならんかったからやろか。

イヤイヤそれならハハがヘソクリいっぱい貯めてるはず。。。