今日は朝から２つの用事を掛け持ち。午前は頭記のコンサートでした。
会場：神戸新聞松方ホール
半年ぶりに松方ホール。前回は同じ楽団の第59回定期演奏会で2018年度は全てのコンサート
を矢野さんが指揮されたが今回も
出演者(敬称略)
指揮：矢野 正浩
Ｈｒ．：木山 明子
司会：向山 明日香
曲目
フェリックス・メンデルスゾーン(1809〜1847)作曲
劇付随音楽「夏の夜の夢」より結婚行進曲
先々月、神戸市室内管弦楽団定期演奏会で序曲「夏の夜の夢」を聴く機会があったが、
同曲が後年、シェークスピア劇「夏の夜の夢」の劇付随音楽として完成する時に作曲された。
メンデルスゾーンの作品中では有名な曲。今回のプログラム繋がりで言えば19世紀の
モーツァルトと言われた早熟な音楽家。38年の間に後世に残る大きな仕事をした。
但し本公演、管楽器がホルンしか参加しておらず本来の編成より華やかさに欠ける。
ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756〜1791)作曲
ホルン協奏曲第１番Ｋ．412より第１楽章
ホルン協奏曲第３番Ｋ．447より第２楽章
本公演のメインは、この２曲で、これが聴きたくて行った。
アンサンブル神戸の首席ホルン奏者である木山さんの演奏で印象に残っているのは
ベートーヴェンの「運命」。この曲はホルンの出来で、かなり変わるが鮮やかなソロであった。
その木山さんがソリストということで是非とも聴きたいと思った。勘は当たった。
Ｋ．412の第１楽章はモーツァルトらしい楽しい掛け合いがホルンとオケで展開される。
お話しが入って演奏の難しさや管を伸ばしたら５mにもなる話を伺う。
もう１曲のＫ．447の第２楽章は緩徐楽章だと思われるが「金管楽器でありながら木管
アンサンブルにも加えてもらえる」と木山さんが仰った通りの温かみのある独奏であった。
(つづく)
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