一つ前の日記に書いた和寒(わっさむ)駅から一駅南側(旭川側)にある塩狩駅(しおかり)です。
塩狩峠のほぼ中央にある駅で、旭川〜稚内約260kmの間で最大規模の峠です。
もうすぐ駅裏には多くの桜が咲きますが、残念な事にこの駅は存続の危機にあります。
何分1日の利用客が1〜2人しかいませんので存続してる方が不思議なくらいです。
万一駅が廃止されても峠の頂上だし前後の駅までそこそこの距離もありますから多分信号場としては残ると思います。
信号場は単線区間ですから列車の行き違いや、除雪車の待機などに必須です。
信号場になっても駅舎は恐らく保線や除雪の作業員の待避所として使うはずなので、結局年間の維持費はあまり変わらない気がします。
だから地元は駅存続について運動をしたりしていますが、JR側は目立った駅廃止の話しをしていないようです。
また旭川〜名寄までの約70km強の区間の線路はJR北海道保有ではなくて、第三セクターの保有ですので、そういう理由も駅廃止の話しが思ったほど出ないのかもしれません。
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