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2019年04月17日05:43

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医師への処分

過去に医師の身分に関する処遇を決める機関、医道審議会が、判決が下される前に人間として許しがたい医師への身分について処分を行ったことがありました。東京慈恵会医大青戸病院の未熟な3人の医師が、腹腔鏡手術のミスで患者を死亡させた処分です。

処分は、医業停止というものですが、停止期間が過ぎれば、医師として医業を行うことができるというものです。人の命をもてあそんでいで医業停止という処分は甘いのでは、医師免許剥奪しなくては遺族も辛いという事件です。

医療費の不正請求で医師免許剥奪となるのと比べれば命の重みが感じられない決定です。改善が見られない、ケアレスミスによる医療、医師として技量の不足、人間としてあるべき心、これら医療に名を借りた殺人が、水面下で日本のどこかに起こっているのです。

この医道審議会の決定に国民は医療への不信を一層、募らせました。患者が犠牲になる相次ぐ医療ミスへと繋がるような気がするのです。厚生労働省は、手術の際の映像を患者に提供することを盛り込み、医療の透明性を向上させるための総合対策をまとめ、これを実行していかなければならないというきっかけとなりました。

医者の存在に対する理由、命の大切さなど、子供にする道徳教育を今の医療界は必要ではないでしょうか。患者を救う、守る、命の尊さという根本的考えが欠けていては、日本の医療界に明日はないのです。確かに、医師は、患者の犠牲があって腕をあげます。

成功率の低い手術だとわかっていても、自分の力量以上の高度なテクニックが要求されようとも、医師は常に挑戦する誘惑にかられるでしょう。それが、とくに若い医師ならなおさらです。だが、このことをよく尋問していただきたい、その患者が、あなたの子供であったなら、親であったら、愛する人であったら、それでも手術を行いますかと言う事です。

忙しく病院を駆けずり回っていると、人との触れ合いや何か大切なものを見過ごしているような気がします。けれどもふと我に返り、人の命とは何なのかと人間としての心を思い起こして欲しいのです。 腹腔鏡手術を受けた私はしみじみと感じました。

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