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2019年04月11日23:09

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【第57期十段戦五番勝負第3局】

■村川八段が2勝1敗に=囲碁・十段戦
(時事通信社 - 04月11日 18:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5577342

井山裕太十段に村川大介八段が挑戦する第57期十段戦挑戦手合五番勝負第3局が、4月11日(木)に長野県大町市「くろよんロイヤルホテル」で行われた。
結果は、村川が151手まで黒番中押し勝ちをおさめ、シリーズ対戦成績を2勝1敗とした。
終局は17時11分。
持ち時間3時間のうち残り時間は黒番の村川が3分、白番の井山が1分だった。
第4局は、4月19日に大阪府大阪市の「日本棋院関西総本部」で行われる。

● 井山十段、カド番へ ○
https://www.sankei.com/life/news/190411/lif1904110001-n1.html

今期も折り返し地点を迎えた本局、黒番の村川八段が星と小目に対して白番の井山十段も星と小目でスタート。
黒と白の小目の向きは逆だ。
黒は左下へ一間に掛かり、白はツケ引き定石を選択して黒は開きを保留して右下へ二間に締った。
従って、白は即下辺を割り打ちする。
白は黒を右側へ二間に打たせて右下から攻める作戦を採った。
白は一旦手抜きして右上へケイマに掛かった後に右辺へ。
黒は二間開きを阻止しながら攻めていく。
白はトビでは黒のペースになると見て、ケイマに付けてモタレながらの捌きに出た。
最後の隅である左上は黒がケイマに掛かって双方暫くの間手抜く。
白は右上の黒を攻めて行き、12の七は厳しい一着だ。
続いて上辺の黒へも8の三と詰めて厳しく迫った。
黒は左上に両掛かりの様に打ち込んで反発したので、この周辺で厳しい戦いが勃発する。
黒は右上を安定させたので、攻め合っている白へプレッシャーを掛けた。
その後、12の十一、13の十一とココの白への厳しい攻めを開始した。
左辺の模様も拡大しながら、攻めを継続していく。
そして、左辺の白との分断に成功!
黒は、このまま攻め続けて白を投了へ追い込んだ。

これで、村川八段は2勝目を挙げて無冠返上並びに九段昇段へリーチ!とした。
今期シリーズは村川八段優勢で後半戦へ突入する。

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