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2019年04月10日23:20

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「Walk this way ジョン・ルーリー展」

ワタリウム美術館の「Walk this way ジョン・ルーリー展」へ、行く。会期は7月7日までなので、そんなに急いで行く必要もないのだが、冷たい雨の中、新橋まで行く用事があったので、外苑前までは地下鉄で1本なので、いっそ、このまま、行ってしまおうか・・と。
ジョン・ルーリーは、私より1歳若いだけなので、もう60代後半。もともとは、サックス奏者で、俳優だったが、「ライム病」という感染症を発症し、体調のよい時にだけ出来る、アーティストの道に、転じた。
2010年に、ワタリウム美術館で開催された個展で、彼を知り、その独自の詩的な世界と、個性的な造形や色使い、そして、画面からにじみ出る、ほんの少しの不気味さに、心惹かれた。ほぼ10年ぶりの個展だが、彼は癌にも冒されているようだ。
10年前に比べ、より完成度が増し、独特の世界観に加えて、その画面からにじみ出る不気味さは、以前より増し、そこには死の影すら、感じられる。う〜ん、益々、いい画家になったたなぁ・・という感じ。
前回と違って、受付の女性に尋ねると、今回は図録は刊行されないようなので、残念。ただし、4月中旬以降に、ポストカードが10種類、発売されるらしいので、それに合わせて、また、来よう。地下のミュージアムショップでは、ルーリーの版画を、額付き15万円で売っていた。買ってもいいが、私の好きな絵柄がない。残念。

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