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2019年04月10日10:53

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「百年の編み手たち〜流動する日本の近現代美術〜」

3年ぶりにリニューアル・オープンした、東京都現代美術館へ行った。いつものように、東京駅丸の内北口から、「東京都現代美術館経由錦糸町行き」のバスに乗るが、1時間に1本(ただの錦糸町行きでは、現美には寄らないので、注意)なので、時刻表を調べて行かないと、東京駅で延々と、待つことになる。地下鉄・半蔵門線&大江戸線の清澄白川駅か、東西線の木場駅で降りた方がいいのかも???ですが、いずれも、駅から10分以上歩くことになる。バスなら、現美の真ん前で停まるので、本数は少ないが、私はいつもこの方法で行く。
企画展の「百年の編み手たち〜流動する日本の近現代美術〜」は、3階・1階・B1階の広い3フロアーを丸々全部使って、1910年代から現代までの日本美術の流れを、同館が所蔵する作品や資料で辿るという、実に壮大な企画だが、やや総花的な感も・・。とにかく、岸田劉生に始まり、オノ・ヨーコや横尾忠則、桂ゆき等を経て、村上隆や奈良美智、会田誠やChim↑Pomに至るまで、途中で疲れて、休みたくなるほどの充実度だが、何か、日本近現代美術史の教科書みたいで、正直、面白みに欠ける(失礼ッ)。でも、これほどの収蔵品(しかも、展示されているのは、そのごく一部)があるんだなぁ・・と、それは感心。そういえば、草間彌生はなかったなぁ・・と。
カフェで休憩後、気を取り直して、MOTコレクション展の「ただいま/はじめまして」へ。こちらは、3年間の閉館中に、新たに収蔵した作品や、修復がすんで、再展示されることになった作品を、コレクション展示館の広い2フロアーに、目一杯、並べた。なかでも、初めて観る、カンボジア出身のアーティスト、ソピアップ・ピッチの、竹や藤を使った作品は、借り物ではない、オリジナリティーにあふれた、カンボジア現代美術の到達点を知ることが出来て、とてもよかったです。
ベトナム・カフェにかわって、新たに出来た「二階のサンドイッチ」は、お洒落だが、滅法、高い。サンドイッチ2個にカフェラテを頼んだら、な、何と、1900円台というお値段。サンドイッチ1個に飲み物でも、1300円台になってしまうので、これからは、ここでは飲み物のみ頼んで、休憩することになりそう。別に、レストランもあるが、カフェでこのお値段なら、きっと、もっと高いだろうと思って、行かなかった。周辺には、飲食店があまりないので、これは、少々、つらい。
帰りは、次の東京駅行きが来るまでに、30分以上あったので、それよりは本数のある新橋行きのバスに、乗る。ただ、新橋まで、1時間近くかかるので、相当、しんどい。



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