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2019年04月07日22:59

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美女とおっさん

 十三から高槻市まで阪急の特急で移動した時の出来事。
 4人向かいがけの席に空きがあったので座った。
 窓側の向かい合った席に、進行方向に向いて美女が、後ろ向きにおっさんが座っている。どう見てもカップルとか親子とかではなく、お互い敬語なので、単なる旅の出会い程度だと思われるのだけど、おっさんの方は彼女に旅の案内をしている様子。

 「ほら、だんだん背の高いビルが減って、戸建てが増えてくる。」

 「戸建て???」

 戸建て、という言葉の意味が分からない様子。

 会話を聴いていると、彼女の方はどうも中国人の様子。でも、普通に日本語話しているので、会話の内容まで踏み込まないと外国人とは分からない。荷物はハンドバッグ程度なので、最近増えている大阪に宿を取って京都へ観光に行くパターンだろうと想像できる。
 阪急京都線の特急に乗ると、とにかく海外からの人が多い。中にはデカいスーツケースと一緒に移動している人もいて、大阪ー京都間を安く移動する手段、として阪急電車が海外に認知されているのだろう。

 海外旅行で、庶民的な移動手段を使う、というのは個人的には楽しみだと思うし、実際色々な国で、バスや電車で旅行をするのはとても楽しかった。これからもするだろうと思う。

 茨木市に着いたとき、彼女が自分のスマホで検索をして「妖怪」と言い始めた。
 おっさんには何の事か全く分からない様子。
 茨木で妖怪といえば、茨木童子が筆頭だが、所詮はめっちゃローカルな妖怪なので、地元の人間か妖怪に詳しい人にしか分からないのも当然と言えばそうである。
 それとも、彼女は妖怪ウオッチとか好きなんだろうか?

 面白かったが、高槻市で乗り換えたのでその後の事は不明。
 どうやってそのおっさんが美女と話のきっかけを作ったのかは、ものすごく興味があるのだけど、よく知らないで色々説明しているのもかなり気になった。親切に話をしたり教えていたりしても実際にはその本人も良く知らない、なんてことはよくある。海外に行った時には注意したい点。

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 鉄道の輸送力がまた一つ消えてゆく。
 何故、これほど鉄道輸送が斜陽になるのか、本来は運輸省が担当する範疇なのだろうけど、運輸省そのものが国土交通省に入れられてしまって何十年経ったろうか。

 自動車が国の経済を根本的に支えてしまうような大きな産業になったことが鉄道斜陽の大原因である。しかし、自動車を支えてきた内燃機関も転換点を迎えている。鉄道インフラを本当に切り捨てて行って良いのだろうか、だれか素晴らしいアイディアを出して有効活用できる道筋をつけて欲しいものだと思う。

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「さよなら石炭列車」に300人
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5570948

 3月末で運休した石炭輸送専用鉄道「太平洋石炭販売輸送臨港線」(北海道釧路市)のさよならセレモニーが6日あった。「ラストラン」として、石炭を運び続けた春採―知人(しれと)間4キロを2往復し、大勢の鉄道ファンが集まった。

 太平洋炭礦(たんこう)の石炭を釧路港まで運ぶため1925年に開業。当初は旅客も担い「石炭列車」と呼ばれ、親しまれてきた。閉山後に事業を引き継いだ「釧路コールマイン」の生産量の減少などに伴い、90年余りの歴史に幕を閉じた。

 セレモニーは鉄道愛好家による釧路臨港鉄道の会が主催。約300人が集まり、太平洋石炭販売輸送の佐々木勉社長が「今まで温かく見守っていただき感謝している」とあいさつ。9人の乗務員に花束が贈られた。地域の和太鼓グループ・釧路太平洋太鼓保存会の太鼓の音色を合図に列車がゆっくりと動き出すと、集まった人たちは、手を振ったり写真を撮ったりしながら別れを惜しんでいた。

 路線は6月末で廃止される。同会の星匠会長は「ディーゼル機関車4両、貨車24両、予備の貨車4両で国内でも珍しい車両群。できれば残していきたい」と保存に取り組む意欲を示した。【平山公崇】
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