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2019年04月06日01:39

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記事になっているので記録しておく。

 今日はポカポカ陽気でした。
 チューリップは既に30輪ほど開花していて、100本ほどが蕾を伸ばして来ている。4月中はたっぷり楽しめる。
 昨日、枝垂れ桜も咲き始めた。たぶん例年より大分早い。春爛漫という感じである。
 今まで手つかずだった敷地境界部の笹やススキの整理が少しずつだが進んでいて、これまでケアできなかったつつじの木の世話を今年はやってみようと思う。毎年丁寧に剪定をしてやればつつじは結構咲いてくれるので、これからが仕事になる。

 さてさて、気になっていた紀伊水道と日向灘の地震の事が記事になっているので引用しておく。いずれは大地震と大津波が襲うことが分かっているのだけど、危機意識がある人とない人の差はとても大きいと感じる。
 揺れや津波で命を失わないようにすることはとても大事なのだけど、地震の後のことは結構大事なのにおろそかにされがち。東北の被災地の事なんかすっかり忘れてしまっている人がいるのは現実。この辺でも今山に入れば阪神大震災で転がった巨岩を見ることはできる。平和になった今なら、そんな岩の上によじ登ってランチを食べるのは気持ちが良いものではある、でもそんな地震の爪痕とは比較にならないほどの被害状況は東北では今も尾を引いていて日々色々なニュースは入ってくる。
 本当はそうした状況を良く知って色々な対策を積み上げなければならないはず。

 日本の地震対策の悪い例が東海地震対策だったと思う。
 「切迫している」といわれた大地震は40年経っても来ないのだから、そう言うのが間違いだったのだろうとは思う。それでも法律を整備して、いざというときに新幹線や高速道路も止めてしまい、住民は地震に備えて待つ、なんていうことまでやってしまっている。そこまで準備して、何十年も経ってから、日本人の半分以上が被害者になるような東日本大震災が起こってみて、地震対策は見直しを迫られてしまう。
 現状、どれだけ観測網を構築しても事前に地震の予測はできない、という事になっている。実際には観測網を作ったエリアで地震が起こってないのだから、本当に予測ができないかどうかも不明である。
 もし東海地震が、ずっと早くに起こっていて、その経緯がデータとして捕えられていれば、東日本大震災や今後起こる南海トラフ沿いの地震に対する対策は大きく変わっていたろうと思う。
 地震は起こらない、と多くの人が信じていた神戸で何千人も命を落とし、その後も地震には安全な街、と住民が信じて疑わない熊本でも多くの犠牲があった。
 人の考えることは「その程度」と思えばそれまででしかない。

 いつ起こるか分からない巨大地震に対する心構えも難しいと感じる。

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■南海トラフ「紀伊水道と日向灘でM5あいつぐ」四国ではスロースリップ続く 気象庁
(ハザードラボ - 04月05日 19:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=187&from=diary&id=5569463

 駿河湾から日向灘にかけて、日本列島の下にフィリピン海プレートが沈み込んでいる南海トラフでは、今後30年以内に70〜80%の確率でマグニチュード(M)8を上回る巨大地震が発生するおそれがある。
気象庁は、南海トラフでの最近の動きを検討し、3月13日に和歌山県沖の紀伊水道と、27日には宮崎県沖の日向灘を震源とするM5クラスの地震があいついでいたと発表した。

 異変なのか? 気象庁によると、紀伊水道で先月13日に発生したM5.3は、震源の深さが43キロで、フィリピン海プレート内部の断層が横にずれたことで発生したものだった。この影響で、和歌山県や徳島県で最大震度4を観測したほか、近畿から中国、四国地方の広い範囲で震度3〜1の揺れがあった。  さらに、先月27日には日向灘を震源とするM5.4が2回発生した。これらの地震はプレート同士の境界で発生した逆断層型で、後に発生した震源が深い地震では、最大震度4を観測。気象庁によると、日向灘では1922年以降、M5以上の地震はひんぱんに起きているが、M6.5以上になると1997年以降は発生していないという。

 四国中西部のスロースリップは5カ月ぶり プレート境界付近を震源とする地震は、紀伊半島や四国で繰り返し観測されている。2月下旬から3月3日までは、紀伊半島の北部でM5.6〜5.7、その後、3月29日から4月2日にかけては、震源域が西部に移り、M5.4の微小な揺れが続いた。これらは、プレートの境界深くを震源とする、人体には感じないほど周波数が低い地震で、地殻変動も観測されている。  また四国中西部でも、3月初めから中旬にかけてM5.6〜M6.2の深部低周波地震が発生した。これらはいずれもプレートがゆっくりすべるスロースリップだとみられるが、四国での活動は、昨年9〜10月以来、約5カ月ぶりだという。  これらの現象は、過去にも観測されてきていることと、13日の紀伊水道、27日の日向灘の地震は、その規模などから、南海トラフ沿いのプレートに、特段の変化が起きているわけではないと結論づけている。
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