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2019年03月08日19:47

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「深遠なるトリオの調べ」 <2019都民芸術フェスティバル参加公演 室内楽シリーズ No.18>

日時  2019年3月4日
会場  東京文化会館 小ホール
出演  ピアノ:萩原麻未   ヴァイオリン:梁美沙(ヤン・ミサ)  チェロ:堤剛
曲目  ベートーヴェン:チェロ・ソナタ 第4番 ハ長調 作品102-1  ラヴェル:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ト長調  ハルヴォルセン:ヘンデルの主題によるパッサカリア ト短調(ヴァイオリン&チェロ)  ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第4番 ホ短調 op.90「ドゥムキー」

ドヴォルザークのドゥムキー、梁さんのヴァイオリンが悪いわけではないのだがチェロとピアノに負けているのか音が通らない。ヴァイオリンが成田達輝さんだともっとヴァイオリンが響いてバランスが取れるのにと思いながら聴いていた。日記を見返すと、昨年6月に堤・萩原に成田が加わったトリオで聴きその演奏に感心していた。

ラヴェルはあまり梁さんに合わないようで萩原さんのピアノに負けていた。梁の良さが出たのはロマン主義的な国民楽派※ノルウェーの作曲家のハルヴォルセンのチェロとのデュオだろう。堤さんのチェロに支えらられた演奏は好感が持てるものだった。

※ウィクペディア  ハルヴォルセンの作品は、華麗な管弦楽法を特徴とする作風によって、エドヴァルド・グリーグによって実現されたロマン主義的な国民楽派の伝統を発展させたものである。

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