五条駅に着いた117系。
「五条駅」がある「五條市」は、奈良県で唯一近鉄が走っていない市である。
奈良県内の市は五條市のほか、奈良市、生駒市、香芝市、大和高田市、大和郡山市、天理市、橿原市、葛城市、橿原市、御所市、宇陀市がある。
五位堂駅は香芝市、尺土駅は葛城市、榛原駅は宇陀市にある。
行先表示幕は既に「普通高田」に変わっていた。
しかし1両は既に
行先表示幕が壊れている。
2019年3月で和歌山線から117系が撤退し、まずは117系のスジから227系1000番台に置き換えるので、そのままにしているのだろう。
駅構内は227系デビューを記念した手作りキーホルダーの販売告知がある。
奈良県と和歌山県の境目は、隅田駅と
大和二見駅の間であるが、
「五條市の代表駅」の「五条駅」が事実上「県境の駅」の役目を果たしているので
昼間時以外は、ここ五条駅で系統が途切れる場合がある。
智辯学園のある五条駅は学生の利用が多い。
「智辯学園」は高校野球で「奈良県代表校」として頻繁に出場している。
夕方の帰宅時間帯でもあって、五条駅には高校生が多い。
五条駅で117系を出ると、京奈和自動車道が近くを通っている。
そして終着駅の高田駅。
この117系は高田駅で折返し高田発和歌山ゆきになる。
乗車位置の↑印は117系、◯印は105系だ。
そして
夜の帳が降りると、高田駅は117系と105系の天下になっていた。
和歌山線にロングシートの227系1000番台が入ると、まずは117系が和歌山線から追い出される。
その227系1000番台は、JR西日本の和歌山線・桜井線(万葉まほろば線)と、共通運用の紀勢本線紀和支線(和歌山〜紀和〜和歌山市)にまず投入される。
その次はきのくに線御坊以南(現在105系が運用中)に投入されるのは当確だ。
そして、103系を2連に改造して使っている(写真が古くて申し訳ない)
加古川線と播但線南側(姫路〜寺前)も、227系1000番台も置き換える腹づもりだろう。
伯備線や山陰本線中央部には古い115系を2連に改造した車両がいて、ワンマン運行しているので、これらの車両も、寒冷地対応にした227系1000番台を入れたいのが本音なのかもしれない。
京都鉄道博物館で227系1000番台を展示するには、その試金石作りのような気がする。
京都鉄道博物館、JR西日本の新型車両227系1000番台を3/27から展示
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=95&from=diary&id=5522970
JR西日本と京都鉄道博物館は4日、和歌山線・桜井線(万葉まほろば線)の新型車両227系1000番台を特別に展示すると発表した。227系1000番台は3月16日のダイヤ改正に合わせてデビュー。京都鉄道博物館での特別展示は3月27〜31日に実施される。
和歌山線・桜井線(万葉まほろば線)では、安全性と快適性を備えた新型車両227系1000番台を順次投入。3月16日に運行開始した後も追加投入を進め、2019年秋までに現在走行している105系・117系をすべて置き換える予定としている。2020年春には、新型車両の「車載型IC改札機」を使用した「ICOCA」エリア拡大が予定されている。
京都鉄道博物館では、JR西日本の営業路線とつながった引込み線を活用し、現役車両の展示を行っており、3月27日から5日間、本館1階「車両のしくみ / 車両工場」エリアにて、デビュー間もない227系1000番台2両を特別展示することになった。なお、営業線を運転しての搬入となるため、輸送上の都合により展示を中止する場合がある。227系1000番台の展示期間中にイベントも予定しており、詳細は後日発表するとのこと。(上新大介)
マイナビニュース
JR西日本227系1000番台、和歌山線を走る新型車両に試乗 - 展示会も
JR西日本227系1000番台、万葉まほろば線・和歌山線に新型車両投入
JR西日本227系1000番台 - 和歌山線・桜井線に新型車両、写真112枚
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