ブタにも個性はあるんだろうけど、臓器の大きさが人間とほぼ同じ。
だから内視鏡手術の訓練にブタを使ったりするんだよね。
(ブタさんごめん)
実際に、本当に困ったときにブタ臓器をそのまま使えないか?っていう研究もあったはず。
今回、ヒトと同じ臓器を持つブタを作る研究がはじまって、
たとえば将来「人のドナーが死ぬを待たないと臓器移植できない」のが
「移植される人間の細胞を使ってブタで作った臓器を移植する」になるのかもしれない。
たださー、ちょっと考えてしまうんだけどね。
この文章ではまず「すい臓ができない」ようにブタ受精卵を遺伝子操作して
そこにヒトiPS細胞を組み込むと、ヒトiPS細胞由来のすい臓ができる、って書いてあるけど
そりゃすい臓はできるよ、もとのブタ細胞にすい臓作れないとこに
すい臓作る能力あるヒト細胞を入れてやるんだから。
でも理論的にiPS細胞ってどこの臓器にもなれるんだよね。
すい臓を作るほかに細胞分裂してブタ全体に広がるわけ。
つまりそのブタは、ヒト由来細胞と本来のブタ細胞のハイブリッドになるんだな。
すい臓以外の臓器がどのくらいの割合でハイブリッドになるかは
これからの研究課題なんだろうけども、個体差もあるだろうけども。
ヒトの脳としゃべれる能力をもったブタもできるかもしれないよね?
ぶーぶー言うだけで普通は食料になる家畜だから
他の部分は食べるとしても臓器は移植に利用しようとか、
都合いいことを考えているんだけども、
そのブタが「お願い、殺さないで」って涙目で訴えかけてきたら
どうする?
■ヒトの臓器もった動物の出産、解禁 文科省が指針改定
(朝日新聞デジタル - 03月04日 06:58)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5522340
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