ども
成年後見人の牛様でござりまする
さて、件の入院中の叔母は、旅行や、買い物好きの計画性のない無駄使いにより、
86歳にも関わらず、銀行通帳には100万円ほどの定期預金限界のOD80万円状態なのでござりまする。
ま、簡単に言いますれば、退院したところで、施設にも入所できませぬし、葬式代もないといったところでござりまする。
土地付き一戸建住みなので、うっぱらう一手もござりまするが、すぐに良い値で売れることはござりますまい。
今後、団塊の世代が固定資産を処分して施設に入ろうとすれば、日本の不動産価格も大暴落なんてことになるかもでござりまする。
固定電話の権利が紙くずになったことを思えば絵空事ではござりませぬ。
元公務員の叔母は、二カ月に1回40万円近くの一般よりわりと良い年金をもらっているにも関わらず、このざまなのでござりまする。
今では、オレオレ詐欺の入金先に利用されてしまうということもあり、基本的には一銀行一人一口座しか持てませぬが、その昔は一つの銀行になん口座も作れたものでござりまする。
おうおうにして貧乏人というものは財産管理ができぬもので、叔母は、いろんな銀行になん口座も持っており、どれもこれも少額が残っているのでござりまする。
銀行は、本人でなければ解約などできませぬので、昨日は、叔母を仮退院させ、銀行を渡り歩き、休眠口座を起こし歩き、通帳をメインバンク一つにまとめあげたのでござりまする。
軽トラの荷台に車いすを積んで、そのたび叔母を乗せるめんどくささ
胸部大動脈瘤に負担をかけないために、排便時の圧をかけぬよう下剤を処方されているとのことで、おむつを履いているとはいえ、うんこを漏らされ、牛様はクラクラしながら銀行廻りをしたのでござりまする
軽トラと違い、銀行は広いので、クソの臭いはそれほどではなかったと思いまするが、臭かったとしたら、皆さま大変申し訳ありませぬ
こうして、苦労して起こし歩いた休眠口座のお金は、5万円ほどござりました。
ん
なぬ
記帳したメインバンクのなんとなく記憶にあるこの会社名らしい2万円の引き落としは
あっ
こっ、これは
高額羽毛布団悪徳業者の分割支払いがいまだに続いているんや
本日は、警察署と消費者生活センターに相談に行ってきたのでござりまする。
どうやら、契約の12月まで2万円は払い続けねばなりませぬが、いろんな情報を得ることができ、それなりに面白うござりました
マキャベリ曰く
「天国に行くのに最も有効な方法は、地獄へ行く道を熟知することである。」
って言いますもんね
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