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2019年02月08日05:47

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生き様

恵まれない環境の中で生き抜くのと言うことは大変なことです。それでも、必死で生きようとする姿勢は、同じ境遇にある人にとっては、とても励みになることでしょう。出世して偉くなったかどうかは関係ありません。今を生き抜こうとしているその様が、人様を励まして、勇気や希望を与えて、誰かを助けるのです。

人知れず掃除をしている人がいますが、感謝の言葉を求めていません。ただ、その道を通る人々が気持ちよく歩けるようにと考えています。とても美しい姿だと思います。あなたは死ぬ時、何と言ってこの世を去りますか。父は私に「ありがとう」と言って亡くなりました。自分が願う最後に素晴らしい言葉が言えるよう、今を精いっぱい生きましょう。

やりたい事をやらなかった時、私は後悔します。私はやりたい事をやって失敗しても、後悔はあまりしません。失敗したけれど、あの時やってよかったと言えます。失敗しても成功しても前進するのです。やらなかった人は、失敗も成功もしません。後悔だけが残ると思います。今の日本は、自ら命を絶つ人が交通事故死より多いです。

今の時代、平凡に生きられるだけでも立派です。平凡に生きる事すら難しい世の中なのです。私には何でも話して相談できる大切な友達が2人いました。子どもの頃から毎日一緒に遊び、青春を過ごしました。だが、もういない。私は亡き親友ができなかった辛い経験をして、あの世へ行った時の土産話にしようと思い生きています。

生きた証を残すというのは、名誉や財産を残すことだけではありません。社会に役立ち、人の生活を豊かにする、それが生きた証を残すことではないかと思います。人の為と書いて「偽り」と読みます。人の為と言う人は、結局は自分の為に動いているという意味です。人の為とは言わずに、はじめから、自分の為であると言って動けばいいのです。

「春秋の花も紅葉もとどまらず、人もむなしき関路なりけり」これは、島津義弘の辞世の句です。意味は春の桜や秋の紅葉が散ってしまうように人の一生もはかないものだ。関路という言葉には関ヶ原からの道のりという意味が込められています。

自分ひとりを戦場から逃すために命を落としていった家臣たち。死の間際、義弘の心に去来したのは、彼等忠義の家臣たちへの思いだったのかも知れません。いきざまの精神とはこのようにありたい。

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