mixiユーザー(id:13098104)

2019年01月26日14:36

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1月25日といえば

日本での最低気温は明治35年(1902年)の1月25日、旭川で記録されたマイナス41度だとテレビでやっていて「あれ?」と思う。

明治35年というと日露戦争の2年前で、もしかすると青森五連隊の八甲田山遭難事件の際の爆弾低気圧が日本を襲った時ではなかったか?と思い調べたらやはりそうだった。

あの雪中行軍は近い将来のロシアとの戦いを想定してのもので、1月23日に青森を出発し田代→三本木→八戸というルートを行く予定であった。

昨年酸ヶ湯から十和田湖に向かう途中睡蓮沼という沼に寄った。
八甲田連峰が見渡せる素晴らしい風景であったが、遭難地点はあの山並みの向こうだった。

一度「雪中行軍遭難記念像」には行ったことがある。

「こんな麓の方で遭難したのか、、。」

と驚いた記憶がある。
標高700メートルくらいの場所だ。

風雪で何も見えず、気温はマイナス20度Cでコンパスは氷付き、雪洞を掘ってじっとしている以外無いのに行軍したために同じところを迷走してしまう。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E7%94%B2%E7%94%B0%E9%9B%AA%E4%B8%AD%E8%A1%8C%E8%BB%8D%E9%81%AD%E9%9B%A3%E4%BA%8B%E4%BB%B6


貧弱な装備、経験不足、指揮系統の混乱、さらに爆弾低気圧などの悪条件が重なって大量遭難になってしまった。

青森県って世界の都市の中で圧倒的に降雪量が多く、792cmにもなる。
二位の札幌市が485cmだ。
八甲田って夏は綺麗なのだが冬は恐ろしい。





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