いとこが交通事故にあい脳損傷という大変な怪我を負った。すでにリハビリで完治しないと主治医から宣言されている。最近神経幹細胞の存在が認知されてきていて、その幹細胞を神経細胞に分化させることを補助する細胞を他家移植すると大幅に神経障害が回復することが実際の治験で実証され近く認可見込みとなっている。私はダメもとでいいからこの治療にかけてみたらと患者の家族に進めているのだがいまだ未承認のピカピカの新薬だし細胞を人体に入れることは恐ろしいことだと普通は思うようで恐怖や心配のほうが先行している。先進医療にもなるので治療費も高い。
TVなどではやれ再生医療だ、iPSだとか騒ぎまくっているがいざ実際に自分が適用されるとなると二の足踏むのが実情だ。何事でもいの一番に挑戦することはとても勇気のいることだ。あのジェンナーみたいな猛者はめったにいない。しかしほかに方法が無かったらという疑問が残る。ことに脳損傷は
受傷後時間がたてばたつほど回復が期待できない性質があるから。
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