武器を取れ 市民らよ
隊列を組め
進もう 進もう!
汚れた血が
我らの畑の畝を満たすまで!
今回の騒ぎへのアジテーションではない。この国の国家のサビ(ルフラン)の和訳である。
虐げられた第三身分の地位向上を目指したはずの革命が脱線して、
・国王も王妃も首チョンパして、
・カトリック信仰を守ろうとした地方を殲滅して、
・貴族も僧侶も居なくなったら第三身分同士で首チョンパし合って、
・気がついたらコルシカの貧乏貴族に首根っこ押さえつけられて、
・100万人以上の戦死者(当時一国の戦死者数としては桁違いの史上最大)を出した。
これがフランス革命。こんな茶番一回やったら懲りるというのが普通なのに、
・王政復古で呼び込んだ王様が気に入らなくて革命
・次に呼び込んだ王様も気に入らなくて革命
→革命の成果を上の貧乏貴族の甥っ子に掻っ攫われて、
挙句の果てに「皇帝」が捕虜になるという惨めな敗戦
・20世紀の二度の大戦で懲りたかと思えば今度はアルジェリアで大虐殺
・それを収めた大統領を「女子寮に自由に出入りさせろー」と騒いだ学生達が事実上引きずり落とす。なんとこれにも「革命」の名前がつけられた。
いつまで経っても繰り返しているのだが、どの「革命」も
・民衆が騒ぐ
・権力者が中途半端に譲歩する
・民衆が図に乗って騒ぎを大きくさせ、収拾不可能に
・結果として国際的地位が低下
という負のスパイラルをたどっている。
これに比べると1960年・70年安保で毅然とした対応をとった極東の国の方が、遥かにマトモであることも分かってくる。
この体たらくではイヤミにも見捨てられるんじゃないのか?
果たして今回の騒ぎには「革命」の二字が付け加えられるか?
よ〜く見てなさいよ「革命」「デモ」に憧れる自称「市民」供よ。断言するが、「革命」の名がついた途端にフランスの国威は失墜すること間違いないから。
仏デモ続く、一部が政府庁舎に侵入し警官隊と衝突
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=52&from=diary&id=5446419
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