今月も何回かコンサートへ行く。18日は大阪に神尾真由子さんが帰って来るから
エドワード・エルガー(1857〜1934)作曲
愛の挨拶Ｏｐ．12
Ｖｎ：神尾真由子
Ｐｆ：ミロスラフ・クルティシェフ
お二人で出された"VIOLIN ENCORES"に収録されている。お二人と書いたのはご夫婦だから。
これを選んだ理由は当該のコンサートでエルガーの作品が演奏されるから。
http://mixi.jp/view_schedule_entry.pl?id=2c574c90d8cf33171933f0805a722ed5&owner_id=232213
神尾さん自身はブルッフのヴァイオリン協奏曲第１番を演奏する事になっている。
そこで同一演奏者による、この曲。
ヨハネス・ブラームス(1833〜1897)作曲
ヴァイオリン・ソナタ第２番イ長調Ｏｐ．100
お二人のデュオコンサートでは３番を聴かせて頂いた。個人的には２番の方が好き。
ブルッフと同じドイツ系の作曲家という事で。
神尾さんと言えばチャイコフスキーコンクールの優勝者。
チャイコフスキーの作品も収録している。
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840〜1893)作曲
「なつかしい土地の思い出」Ｏｐ．42より
第１曲 瞑想曲
Ｐｆ：ヴァディム・グラドコフ
神尾さんのデビュー盤"PRIMO"に収録されている。ジャケットによると第２次予選で弾いた曲。
かなりチャイコフスキーが憂鬱な気分で作曲した事が想像される。メランコリックな作品。
実際にチャイコフスキーは私生活の破綻し、フォン・メック夫人の招待で転地療養する。
Ｏｐ．42は３曲から成る。実は前述の"VIOLIN ENCORES"に第３曲が収録されている。
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840〜1893)作曲
レオポルド・アウアー編曲
「なつかしい土地の思い出」Ｏｐ．42より
第３曲メロディ
本曲は変ホ長調で書かれている。ゆえに第１曲とは曲調が全く異なる。どうも変ホ長調の曲
を私が好きみたいだ。弾き手にとって弾き易くはないが。Ｏｐ．42はフォン・メック夫人に献呈
されている。但し、直接に会った事はない、との事。本曲はお二人のデュオコンサートで
聴かせて頂いた。そもそもお二人の出会いはチャイコフスキーコンクールで、ミロスラフ・
クルティシェフさんもピアノ部門の最高位に立った方である。コンクールではチャイコフスキー
をもう１曲聴かせて頂いた。
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840〜1893)作曲
歌劇「エフゲニー・オネーギン」より
レンスキーのアリア「青春は遠く過ぎ去り」
レオポルド・アウアー編曲
生演奏は神尾さんのヴァイオリンがミロさんのピアノというワンマンオケをバックに歌っている
ような感であった。
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