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2019年01月03日00:27

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恐怖の六甲山トンネル


 東条湖へ行った帰りの出来事。

 六甲北有料道路を南下して走ってきていた。時刻はお昼の13時前。
 空は微妙に曇天で、路面はドライにはなっていなかった。それで、トンネルまでの登りは制限速度の40キロをきっちり守るような感じでのろのろ走っていた。
 料金所を過ぎるとすぐにトンネル。トンネルの中は温度も高く恐らくドライになっているはず。ビュッと加速してトンネルに入る。100mほど進んだろうか、急に視界が悪くなる。

 「煙? 排気ガス?」

 とにかく前がほとんど見えなくなり先行車両のテールランプも視界から消える。
 落ち着いて減速して、合図を出して、トンネルの左壁際に何とかバイクを停車させた。トンネル内に路肩と言えるスペースはなく、後ろから追突されるのは覚悟した。体をぴったり左の壁に付け、最悪バイクが吹っ飛ばされても何とか自分の身体は守ろうとしてみた。視界は完全にゼロになっていた。
 トンネル内に煙が充満しているのなら、死ぬかも、と頭をよぎるが、後続車は右側をすり抜けて前へ進んでいるらしい。
 ヘルメットのシールドを上げたとき、ふとメガネのフレームの外側にトンネルのライトが見えた。眼鏡を外すと、トンネル内に煙など充満していない様子が確認でき、なんとメガネは両面とも曇ってしまっていた。
 恐らくヘルメットのシールドも両面曇ってしまったのだろう。これが視界ゼロになった原因。
 1分と立たないで曇りは自然に取れたので、車の合間を見て発進した。

 事なきを得たのだけど、冷たい風の中を走ってきて、突然暖かいトンネル内に侵入したのが問題だった。こういう事は頻度は低いが予想はされることらしい、雨の日など特に起こりやすいそうだ。帰宅して調べてみてからいろいろ実例を読むことになった。
 曇り止めを塗っておくのが対策になるらしいが、トンネルへの侵入速度を抑えること、車間距離を十分にとることが何より賢明の策らしい。
 ただ、北から侵入する場合、トンネル前までの二車線が一車線になって対面通行。
 料金所があるとは言っても、その前でのろのろ走っていたように走り続けるのはかなりやりにくい場所ではある。
 トンネルができてものすごく便利になっているのだけど、安易に使うと結構なリスクがある、という事が分かった。


 お正月は何事もなく平和に過ぎていく、というものでもないようだ。被害に遭われた方々には、気の毒としか言いようがないが、一日も早い回復を願うのみである。犯人は若い、命の大切さを理解できない未熟さなのだろうが、牢獄で果たして反省して、被害者に心から詫びることはできるだろうか?
 道を踏み外してしまった若者に、何が悪かったのか、どうすれば良かったのかを教えるのも社会の側の責任ではあろう。一方で、犯人がこれから働いて民事賠償を実現できる見込みはものすごく遠いように感じる。被害者救済の手立ては何かしら考えていくのも社会側に求められる。また、加害者の民事賠償責任は厳しく問われるべきだろう。どれほど辛くても刑期を終えた後に地道に働いてその責任を果たしてもらいたい。

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■「人混み狙った」「上野でも」 原宿逆走で逮捕の容疑者
(朝日新聞デジタル - 01月02日 17:13)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5442900

 東京都渋谷区の原宿・竹下通りで1日未明、軽乗用車が暴走し、8人が相次いではねられて重軽傷を負った事件で、殺人未遂容疑で逮捕された住居、職業不詳の日下部(くさかべ)和博容疑者(21)が警視庁に対し「人混みを狙った。上野でも事件を起こそうと思った」と話していることが、捜査関係者への取材でわかった。

 捜査1課は、日下部容疑者は人が集まる場所を狙い、竹下通りで事件を起こしたとみて、詳しい動機を調べている。

 日下部容疑者の逮捕容疑は1日午前0時10分ごろ、渋谷区神宮前1丁目の竹下通りで、東京都練馬区の男子大学生(19)を殺害しようと、レンタカーの軽乗用車ではね、頭部に全治不詳のけがを負わせたというもの。男子大学生は意識不明の重体。ほかに19〜51歳の男性7人がはねられ、うち4人が重傷という。

 日下部容疑者は12月28日に大阪府内でレンタカーを予約し、31日には明治神宮のそばに着いたとみられる。

 警視庁は2日午前、日下部容疑者を送検した。
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