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2018年12月22日17:46

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流れ出たらアジア

休憩はちゃんと取ってくださいって、言われるだけで特に仕事量が減るわけではなく、12時間ぶっ通しで働いて、疲れるは腹は減るわで。

仕事が終わって入ったのは最近開店した中華料理屋。
同じ場所に前に入っていたラーメン屋は移転し、その前の中華料理店はつぶれた。
今の店はもう半年も前から看板だけ架け替えられていて、いつ始まるのかと思ったら二週間前ぐらいに、ひっそりと開店。中がほんのり明るくお客がいる様子だからやってるんだろうな、とそんな具合。やる気があるのかないのかわからない。
新しい店に入るのは楽しい。もしかしたら穴場的なお店かもしれない、なんて。

中国の人がやっているお店だった。定食メニューはどれも600円台だ。メインの皿に、ご飯。餃子6個、春巻き、から揚げ、漬物とつく。安い。自分はその中で、チャーシュー麺定食700円を頼む。安い。
さてさてと食べてみる。でも。

なんと。
ぬるい。

今時ぬるいラーメンを出す店は珍しい。でも、このラーメンの異変はこれだけではなかった。だしが薄い。味が薄い。そして、極めつけは、チャーシューに味がない。無味のチャーシューというものを始めて食べた。仕方ないので餃子のたれにつけて食べる。
初めての店に偏見は持つまいと気にしないつもりでいたけれど、改めて並べるとこの店の異変はたくさんあった。
何故か箸立てに箸が二膳しか立ってない。詰まっているらしく醤油入れから醤油が出てこない。メインのメニューとは別に手書きのメニューがあるのだけれど、そこには、「新品」の二字。新メニューのことらしい。お隣はチューハイのお代わりを注文していたが、混んでいるわけでもないのに、返事ばかりで一向にやってこない。
会計時に、どこにも注意書きのなかった消費税をのっけられ、あれれととどめを刺されたかと思ったけれど、それにとどまらず、朝になったらひどい下痢。多分あの、具がクリームのようにめちょめちょになってしまっていた餃子のせいだ。あの餃子が今まで調理場でどのような扱いを受けていたかについては考えたくない。

しかししかし。
こんなことはアジアを旅していると日常茶飯事。日本がサービスよすぎるのだろう。
こんなところで思いがけず旅もせずアジアを感じて少しうれしい。

うれしいけれど、多分もうあそこは行かないだろうな。






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