本日12月14日は忠臣蔵の討ち入りの日だ。
もっとも吉良邸襲撃は15日未明との事で、さらに言えばこれは旧暦で新暦で言えば1月30日に当たるのだそうだ。
吉良邸襲撃の前に一同蕎麦屋に集まって討ち入りそばを食べたという話があって、誰かがテレビでその頃は麺状態の蕎麦ではなく「蕎麦がき」だったと言っていた。
その話をずっと信じていたのだが、そば切りは甲州あるいは信州で16世紀にはあったようだ。
http://www.eonet.ne.jp/~sobakiri/12-1.html
江戸に於いては慶長19年(1614)に書かれた 「慈性日記」には「ソハキリ」の記録があるので、
元禄十二年(1702年 )の討ち入りの時に食べた蕎麦は麺の蕎麦で間違いないようだ。
しかし四十七人も入る大きな蕎麦屋があったのか?とか、物々しい格好でそんなに集まったら怪しまれるだろうと思うが、実際にはこれは作り話のようだ。
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