mixiユーザー(id:1850594)

2018年11月27日10:23

153 view

マゲイとマヤウェルの話

昨日のマゲイの話に関する、若干の補足。メキシコ中央高原に伝わる神々の物語の中に、マゲイからつくる醸造酒「プルケ」の入った容器を持ち、400の乳房を持つ女神「マヤウェル」のエピソードがある。メキシコ中央高原の主神、羽毛のある蛇の神「ケツァルコアトル」が、マヤウェルと関係を持つと、2人は1本の樹木に変身し、それに嫉妬したマヤウェルの母である、嫉妬深い女神「ツィツィミトル」は、その樹木を切り倒してしまう。その結果、ケツァルコアトルは無事、元の姿に戻ったが、マヤウェルは死んでしまう。嘆き悲しんだケツァルコアトルは、マヤウェルの骨を拾い集めて、畑に埋めた。そうすると、彼女の骨は見る見る成長し、マゲイになった・・というものである。拙著の「マヤ・アステカの神々」(新紀元社)の中でも、紹介している。
ちなみに、私は、マヤウェルではないが、西村FELIZさんの制作した、ツィツィミトルの人形を持っていて、自室の書棚に飾っている。いかにも邪悪なその姿が、なかなか、魅力的である(笑)。マヤウェルの人形も、西村さんが作成されていれば、もちろん、購入するけれども・・。
マゲイが、メキシコで神聖な植物としてあがめられるようになった背景には、おそらく、この女神マヤウェルの伝承と、その変身した姿であるマゲイからつくられ、儀式等で使われるお酒プルケがあると、思われる。プルケは人々の日常的な飲み物になっているが、もともとは神聖な儀式で使われるものだったからだ。
昨日の「ラテンアメリカ探訪」では、安藤二葉さんから、「流域」という、青山社から出ている季刊誌を、いただいた。その中に、安藤さんが書いた「『星の王子さま』と三本のバオバブ」という原稿が、掲載されている。とても面白い原稿だったので、紹介まで。価格が記載されていないので、同者のPR誌かもしれないが、ご興味おありの方は、青山社のHP経由で、お問い合わせを。

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2018年11月>
日 月 火 水 木 金 土
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 

最近の日記