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2018年11月24日07:01

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石原莞爾平和思想研究会の皆様へ

日頃は当会の運営に対しましてご理解とご協力を賜りますことを厚く御礼申し上げます。これからもご指導ご鞭撻よろしくお願い致します。さて、戦後70年以上が経ち戦争を体験している方も随分と激減しており、ますます石原莞爾平和思想研究会の役割が重要なものとなってきております。

アジア諸民族の共通理解にとって大切なことは、欧米白人による搾取、精神的、文化的、経済的な独立ということではないでしょうか。歴史を振り返り、もし白人諸国家の勢力拡大・植民地支配がアジアに及ばなかったら、アジアはもっと別な形で平和的に共存していたことでしょう。

17世紀初のイギリスのインド侵略、19世紀末の中国のアヘン戦争など、欧米諸国家によるアジアの植民地獲得競争は、否が応でも日本を独立維持のため軍事優先国家に変貌させました。もしも日本が抵抗して、戦わなかったら今頃アジアは白人の奴隷として自由を奪われていたのです。

歴史を学ぼうとしない日本人は、白人社会のマインドコントロールから脱して自らの想像力を働かせるべきです。それには石原莞爾平和思想研究会の推薦する書物をお読みいただきたい。世界史の本質とは、400年間に渡ってアジア、アフリカそして南北アメリカ、すなわち全世界が、白人帝国主義によって奴隷化されてきた歴史と言っても過言ではありません。

中国・韓国の両国と日本も、長く同じ漢字文化圏として互いに争わず共存共栄してきたものを、不幸にして19世紀以来、白人諸国化の共同戦略によって互いに憎み合い、争うように仕向けられてしまいました。この状態は戦後70年以上を経てもなお続いています。今でも基本的には、白人によるアジア侵略支配の構図は変わっていないのです。

日米関係をみると、日米安保条約に名を借りた米軍の日本監視目的の駐留、グアム移転費の天文学的経済負担など、アメリカの年次報告書に従わされて法律は次々と改悪され、過去には郵政改革の名目で国の安全基盤であった郵便貯金をアメリカ金融資本に吸い上げられることになり、危ない牛肉までも食わされる事となりました。

こうした本質を国民はなかなか真実を知る機会はありません。中国・韓国による歴史問題も、それに異を唱えることのできる生き証人である方々は、老齢化で次々に世を去りつつあります。中でも、石原莞爾平和思想研究会のことは、これ迄ほとんど知らされてこなかったが、私を含めて戦後世代も、次第にインターネットなど様々な情報源から、少しずつではありますが事の本質に気がつく人が増えてきています。

いたずらに人種的対立を煽るつもりはありませんが、願わくは、日中韓諸民族のうちの心ある人々が、同じアジア人としての共通意識に目覚め、こうした白人国家群の積年の世界戦略に対する共通認識を持って欲しいと願います。このままでは白人国家にいい様に操作され、近隣諸国同士が果てしないいがみ見合いを続けることになるのです。

我々はそれほど愚かであってはならないのです。その共通理解のためには、隠されてきた石原莞爾の掲げた満州国建国の動機と東亜連盟の理念に、日本と中国の数百万人が賛同した歴史の検証は最重要と考えます。

今の世の中、人間関係が希薄になってきていますが、どうぞ我々石原莞爾平和思想研究会の同志におかれましては希薄になることないよう絆を強固なものとしていただければ幸いに存じます。これからの石原莞爾平和思想研究会が実りあることとなるよう、そして皆様のご健勝とご多幸を祈念申し上げます。

                    石原莞爾平和思想研究会 会長 仲條 拓躬

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