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2018年11月17日20:22

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【映画】ボヘミアン・ラプソディ

(レビューと日記、合わせてご覧ください)
http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=1833905&id=4605723



11月17日(土)IMAX シアターで鑑賞。
このスクリーンではかつて見たことないほど人が入っていてビックリ。

  公式 http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/



この予告編の出来は本当に素晴らしいと思う。
久々の、予告編詐欺だった。


公開初日から、映画友の皆さんが
「私はクイーンをあまり知らないが、とても感動した」
と、次々に感想をアップしているのを見て、不安になった。

喜び勇んで駆けつけているはずの、古い大ファン達の声が、なぜか聞こえてこない。


嫌な予感がした。調べ始めると、どうやら予感は当たっているようだった。


決定打は、ローリングストーン誌のコラム。

  https://rollingstonejapan.com/articles/detail/29421


 > 絶賛公開中のクイーンの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』。
 > 映画のストーリーとは異なり、クイーンはライヴ・エイド前に解散しておらず、
 > ジョン・ディーコンはオリジナル・メンバーではなく、
 > レイ・フォスターという重役と争ったこともない?など、
 > 米ローリングストーン誌が本作の事実を検証してみた。

 > 話を早回しで進めつつ、劇的効果を出すために、
 > または限られた時間を有効に使うために、
 > 事実を脚色することも避けられない。

 > それは理解しているのだが、それでも
 > 『ボヘミアン・ラプソディ』を検証してみたいと思った。



「それは理解しているのだが、それでも」という記者の気持ちに、私は禿同だ。



 > 事実はこうだ。ほぼ10年間ずっとツアーを続けたメンバーたちは、
 > 1983年になる頃には燃え尽きていた。全員が休暇を必要としていたのだ。
 > 劇中ではメンバーがフレディに何年も口をきかなかった雰囲気を醸しているが、
 > 彼らは1983年の後期にはアルバム『ザ・ワークス/The Works』の制作を
 > 始めており、疎遠になったことは一度もなかった。

 > 1984年初頭に彼らがアルバム『ザ・ワークス』をリリースしたことにも、
 > その後ワールド・ツアーを行ったことにも一切触れていない。
 > このツアーのツアーファイナルはライヴ・エイドの8週間前だった。

 > そのため、ライヴ・エイドに出演したクイーンの演奏は
 > 非常にこなれたものだったが、映画では彼らが互いのペースを掴んで、
 > 再びまともな演奏をするために努力する姿を描いている。
 > 確かにこの方がドラマチックではあるが、事実とは異なる。


 > 事実は、フレディがHIV感染を知った時期はいまだにはっきりとしないが、
 > 1986年から1987年の間だろうというのが大方の見方だ。
 > つまり、ライヴ・エイドのリハーサル中のフレディは
 > 病気のことなど全く知らなかった


こんなにノリノリ絶好調のフレディが、
映画の中では「エイズと診断されて落ち込んでいた」上、
「1週間前は喉を潰していたが頑張って調整した」ことになっている。






85年までの物語な割に、
86年発表のブライアン曲(映画『ハイランダー』サントラ曲)を
しれっと使っていたし(ブライアンの著作権料稼ぎ狙い?)、
モヤモヤの連続でイマイチ楽しめなかった。




そもそも!

初期のクイーンは欧米であんまりウケず、日本の女子達が「発見した」バンドだ。

なぜか日本でレコードが売れているというので来日したところ、
予想外の大歓迎を受け、メンバー達がすごく感激して自信を持ったそうだ。
「日本は僕たちの恩人だ」と彼らは語っていた。

「ボヘラ」のシングルカットで強気の交渉ができたのも、
全員が日本ツアーで得た自信ゆえだったという。


それなのに、「もしTVで受けたら次は日本ツアーだ」の一言で終わり?
ブライアンは日本への感謝を忘れたらしい。

映画では大成功と描かれた米国ツアーは、フレディが「ガラスの喉」をつぶし
しょっちゅう舞台をキャンセルしたため、日本でのような大成功じゃなかった。

そして、このくだりで使われたフレディの声は、'79ライブのそれだった。



(映画に同行した20歳の息子に「クイーンの真実」をよもやま語って聞かせたら、
 「えーっ、あれもこれも全部ウソexclamation & question感動したのにぃーふらふら」と驚いていた)





ラミ・マレックはフレディが憑依したかのような熱演だったし、
歌詞の和訳も全体的には良かった。

でも、「ボ・ラブ」って何だよ!
日本じゃ昔から「ボヘラ」で通ってるんだから臨機応変に訳せよ!
と、ちょっとしたことにも八つ当たりしたくなった。



ロジャーは女たらしですぐ暴力振るう切れキャラだし、
(「I'm In Love With My Car」も散々ディスられていた。苦笑)

寡作なヒットメイカーであるジョンはパシリ扱いだし、
(ディスコ、ブラコンなど、フレとよく気が合っていた話も紹介なし)


ブライアンだけが、すかしたキャラで、劇中で使用された自作曲もフレ並みに多い。
(スマイル時代の曲までねじこんでいたし…)

おいしいところを、ひとりで上手にもっていった感がある。
この作品はフレが主役じゃないのかよ。



結局、死人に口無しかぁ。 なんだかフレディが可哀想だ。







 
11/20にIMAX鑑賞をご一緒した、
映画通でクイーンファン、ケイケイさんの憤慨レビュー日記

  http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1969283572&owner_id=1095496



【QUEEN】映画ではわからない情報・まとめ

  https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1969290349&owner_id=1833905



【映研OB会】
https://www.facebook.com/groups/225722777454682/permalink/2467856249907979/



【追記】

2025年9月14日のつぶやき。 フレディは今尚こんなにも愛されているのに…。

これはお見事な「ボヘラ」のフラッシュモブ。

https://www.youtube.com/shorts/hzpfbJ2ESPk https://www.youtube.com/shorts/X41V1ZRem2U 

ギター小僧、前半ソロはやや拙いけど。
ボーカルの兄さんはフレの歌真似が本当に上手い。

なにげにピアノの兄さんが上手いのよな。素晴らしい安定感で全体の演奏を束ねている。また、建物の上階窓から目立たないようにサポートしているギターやベースの兄さん達が上手い。

これは相当に準備されたパフォーマンスですね。ただでさえ音が散る屋外で、演者はあちこちに散らばっているのに、録音は完璧(ノイズ無で音声さんは見切れてない)、各ショットの構図も映像のカット割も完璧。ドライは難しい場所だから一発撮りで、これほどの完成度に驚きました。

https://mixi.jp/view_voice.pl?post_time=20250914003540&owner_id=1833905


 
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